●ネットショップ（その２）
　まー、なんちゅーかほんちゅーか。(笑)
　ショップを立ち上げてまだ３日なんですけれども、いろいろあります。いろいろあるのが注文ばかりならいいんですけど、そうもいきません。
　まだ検索エンジンに登録して反映したのかどうか分からないくらいなのに、広告会社から電話がかかってきて、「扱っている商品がいま話題の○○で、価格も安い。ネーミングも面白い。30万部の新聞広告の枠が６万円なんですけど」というのだ。
　いろいろ話しを聞いていたら、その気になってきたのだが、６万円である。まだ始めたばかりで――正直に書くけど、まだ知り合いがひとつ注文してくれただけで、売り上げなんて、スズメの涙ほどしかない。そういう状態で、まあ、賭け事だと思ってお願いしてもいいと一度は思ったんだけど、電話を切って冷静に考えたら、現時点では無理がある、という判断にいたった。
　ネットショップでは、サイトにアクセスした人の１％が購入行動を起こすという。しかし、30万人の１％といったら３千人である。それだけの問い合わせや注文に個人で対応できるのかということもあるし、実力もともなわないのに（６万円は無理。借金することになる）背伸びをしても大変なだけだろう、と思ったのだ。
　始めたばかりだからしょうがない、と思いつつ、まったく注文がない日が続くと、やはり焦る気持ちもある。たくさん売れて欲しいと思うし、ショップを始めるにあたってお金も使っているから、財布の中身は、いままでにないピンチだし、そういうところに、こういう電話があると、はまって当然かも知れない。
　でも、まあ、賭け事でどーんといくより――いかなかったら借金が残るだけだし、じりじりと自分の足で歩いて、実力がともなうようになったら、自ら広告を出せるところを探せばいいのだからね。

　てことで、買ってください。(笑)

おおみち礼治 ｜MAIL

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