おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
●新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。 早速、お宮参りに行ってきました。といっても、ウルティマオンラインですけど。 年末ですが、30日にDVDプレーヤーを買いました。これが昨年の唯一の贅沢みたいなものです。プレステ2では再生しないことが多くって。 安物ですがやはり画面がクリアなので、自宅でも映画を見ている気分に浸れます。31日は、借りてきたハルクと攻殻機動隊の12巻、13巻を見て、以前買ったけど見ていなかった(見られなかった)浜崎あゆみのライブビデオというかDVDを見て、曙がぶっ倒れるところを見て(笑)、風呂に入って寝ました。 まあ、これはこれで有りな年末だったように思います。 今年はどんな年になりますかね。 いいことありますように! ●曙vsサップ 相撲は立ち会い後、まずぶつかり、それから力と技のせめぎ合いになるわけだけど、総合格闘技となると話が違う。押しの強さでいったら、曙にかなう選手なんていないのではないかと思う。相撲勝負だったら、体重のない選手なんて一発で土俵の外に吹っ飛ばされているだろう。 曙のあの体型はやはり相撲のものであって、今後K-1で戦っていくにはつらいような気がする。逆三角形とまでは言わなくとも、体をしぼって軽くし、スピードをつけ、技を磨かなくては勝てないんじゃないかな。あれでは、あまりにのろい。 曙の戦法は、あの体格とパワーで圧倒するというものだった。初期のサップと同じですね。素人相手なら充分だが、相手は(サップがそうかどうかは別にして)、まがりなりにも格闘家を自任する強者だからまず通用しない。スタミナを浪費するだけだ。パンチも大振りで……まあ、ヒットすれば相当なダメージになるだろうが、当たらなければ意味がない。いまの曙に必要なのはダイエットであって、筋トレで力を付けるのはよくないような気がする。筋肉はつければつけるほどのろくなるのだから、曙には逆効果だろう。 K-1 WORLD GP2003で優勝したボンヤスキーのように、むしろ痩せていてすばしっこく、技にキレがある選手のほうが有利のように思える。正確に当たるかどうかが問題であって、力ばかりつけたってしょうがない。 話は変わって。 心技体というが、いまの武道は技と体だけで、心が失われてしまった。私に武道の精神性を語る資格などないけれども、つい言いたくなってしまう。心もあるといっても口先だけなのは、やっていることを見れば一目瞭然である。 日本武道は、勝っても負けても顔色ひとつかえず、静かに礼をしてすっと分かれるという――今日勝ったのはたまたま調子が良かったからですよ、と相手を気遣うものであって、勝ったからといって、えげつなくバンザイして喜び合うなんて違うと思うのだ。 だから、K-1やPRIDEといったものは格闘技であって武道ではない。道としてやるものではないね。観客としては、エンターテイメントで面白いかもしれないが。
おおみち礼治
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