おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
●マトリックス・レボリューション
見てきました。 筋はシンプルだった、と思う。いや、わしの脳フィルターがシンプルに見せているだけかも知れないが(笑)――アクション(緊張)シーンが長すぎて、途中、頭が痛くなってしまったのが難か。世界観は完璧に表現できていると思う。 予言者を守っているセラフ(だっけ?)が、もう少しストーリーに関わってくるかと期待していたんだけど、そうでもなかったのが残念。最後の戦闘シーンは、ドラゴンボールであった。あと、わし的にはあのラストにするなら、もうひとつ何かがあってもよかったというか、何かが欠けていたかもしれないとも感じた。 主人公のセリフじゃないけれども、あの展開はリローデットでトリニティを選んだネオの必然だったかもしれない。そういう意味では、よくできている。 どのような映画にも必要な、愛というもの。レボリューションに到って気が付いたわしはボケているかもしれないが(^^;、アクション以外にも見るべきところはあったように思う。 ●産廃以下 どういう議論があるのか知らないが、一般市民の感情を代弁しているとは思う。でも、それだけだよね。決して褒められる発言ではない。 ゴミだの犬のウンコ以下だの言われたら反省どころではない。反抗心や絶望から、じゃあもっと暴れてやろうじゃないかという気持ちにもなる。感情をぶちまけるだけでは多くの場合状況は悪化するのである。――言わなくてはならない時もあることは承知している。 一般市民としては、いまさらどのような感想を述べたところで審判には関係ないから、感情としてはそうだ、と主張するのは問題ないかも知れない。が、審判官が審判の場で個人的な感想を述べるのは不適切に思える。問題があるとすればそこであろう。 まず、子どもを暴走族にする――こういう言い方が許されるのであれば、追いやってしまった親というものがある。家よりも、そっちのほうがいいんだからね。 もちろん、親(家庭環境)が悪いといったからといって、本人その他の要素が免罪されるわけでもなく、原因は多々あるに違いない。また、親にも様々な事情というものがある。だが、なにかのせいにした途端、泥沼化する。 毎回、同じようなことを書いているけれども、それを招いた事件の当事者とその関係者が、それぞれ自分の原因を理解することが最重要であって、他のことは本来どうでもいいのだ。 もうひとつ。発言や事件とは何の関係もないのだけれども。 何を感じていて、どういう気持ちで、何をしているのかを知ろうともせず、何の配慮もなく、一方的に命令したり注意したり、うだうだ言われたら、わしなら、いっぺん刺したろか、と思うだろうということだ。 以前、本当にそれをした子がいたよね。刺し殺したことを善悪に分けるならば、もちろん悪い。だが、その子にそういう行動をさせた――せざるを得ないところに追い込んだのは誰だったんだろう。 ●実感ちう ハタチだと思っていた事務の女の子は、まだ19だという。 わしは、透析をはじめて9年になる。そのことを言ったら、「ということは、あたしが小学校5年生の時に透析をはじめたんですね」と、いわれて、いかに自分が歳をとったのか、じっくり実感ちう。(^^;
おおみち礼治
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