いままで、ホームページの構築、デザイン関係の本は、けっこう読んできたが、これらは基本的に技術的なものであって、営業の観点がないか、あってもごくわずかだと分かった。
　こうしたら売れる！　とあっても、本当のコツではなく、その周辺を語っているだけであり、中心をずばりと言っているのではないのだ。
　言ってしまったら、儲けている人が市場を奪われてしまうからね。たかが、数百円、数千円の本や雑誌には、本当のことは書いてない。
　いや、書いている本人は、本当のこと――本人が分かっている範囲で、本当のことを書いているのかもしれない。だが、その情報、知恵の価値は（失礼だが）それほど高いものではない。
　本当のことを知りたければ、それなりの人にそれなりのものを支払って教えてもらうか、自分で、ない知恵を振り絞って生み出すしかないのだな。

　ということが、ン万円（ン十万はしなかったが）のマニュアルを、清水寺どころか東京タワーのてっぺんから飛び降りるような気持ちで購入してみて分かった。

　ネットショップをやろうと思って。
　扱う商品、仕入れ先は決定済み。もう少し絞るかもしれない。まだ作成途中のサイトがあるから、そっちの格好がつくまでは動けないけど。
　ただ、必ずしもデザイン的に優れたページでなくては売れないということはないと分かったから――むしろ、わしのような凝り性（のわりには、ずるいところがあるんだけど）が作るより、技術的にこだわらず簡単に作ったページの方がいいようなので、意外と早く立ち上げられるかもしれない。

　ショップを立ち上げた途端、あっという間に商品が売り切れてしまい、仕入れが追いつかなくてお客さんに怒られそうな気がする。
　……妄想？(爆)

おおみち礼治 ｜MAIL

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