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おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
旗日はバイトで来ている先生が診察する。といっても、顔を見て症状を聞いて、ふんふんと頷いていってしまうだけなんだけどね。
今日、来ていた先生(といっても研修医だ)は、昭和50年生まれなんだそうだ。 ……ついさっきぢゃん(^^;。 看護婦さんは忙しく動き回っているのに、先生は別室でテレビを見てソファーに寝そべり、お菓子を食べたりしている。それでバイト料がいくらなのか知らないけれども、ええ仕事やなぁ、と思ってみたり。もし何かあったら先生にかかってくるんだろうけどね。 成人式。 人に成る、と書くからには、ではその前はなんだったんだ、ということになるが、もちろん産まれたときから人は人であって、成人式を迎えて角やしっぽが生えて人に成るわけではない。またどこかで荒れた式があったようだが、当然ながらすべての新成人が非常識なわけがなく、ごく一部のことだし、別に荒れているのはハタチだけではなくて、どこの世代でもひどいというか、常識とかマナーといった概念からずれたヤツはいる。若い人の問題というより、日本人の縮図と思ったほうがいいような気もした。 自分が成人式に出たときだって、市長がスピーチをしている最中にべらべらしゃべりまくり会場をうろうろ歩くやつは大勢いたもんな。同窓会に来たつもりでいるのだから当然だ。 イニシエーションとしての式は必要だと思う。それにはどういう式典なのか理解できる人だけが参加すればいいんで――その後に同窓会なり目立ちたいヤツ用のイベントをきっちり設ければいい(そういうものと「成人式」がごっちゃになっている。本来、別のものだし、成人の式に親同伴など論外)。お偉いさんのスピーチなど聴きたくなければ、最初からそっちにいけばいいのだ(成人式では、お偉いさんのお話があるものだ、という思いこみがある。通過儀礼と考えれば、必ずしもそういうものではない、とわかる。他のやり方があっていい。たとえば、新成人全員で滝に打たれるとか(笑))。 と、いうほど簡単でもないだろうけどね。完全に主催者の思惑通りになることはないだろうな。
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