おおみち礼治のてくてく日記
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2001年11月26日(月) 役員

 来年、腎友会の役をやってくれと言われた。
 面倒くさーっ。
 ひどい言いぐさだが、そんなものは定年退職して暇をもてあましている君らがやればいいではないか、俺はそんなことをしているのなら仕事をしていた方がいい……。胃の奥から重たいものがせり上がってくるような、不快な気分になった。だが、「いやだっていってもしょうがないじゃないか。しかし、どうしてもというなら……」と言っていたのを聞いて受けることにした。自分が、ただ面倒だという理由で蹴った役を60過ぎの爺さんにやらせ、何か会の仕事をしてきた度に、申し訳ない気持ちになるのはもっといやだからだ。
 数年前もやったことがあるから、何をするかは分かる。だが、そのどれもがほとんど無意味と思える。特に一年に一度、県内にある腎友会の役員が一カ所に集まる総会では、午後から暗くなるまで、渡された資料の端から端まで読み上げるだけなのである。会の予算ほとんどがそこで使われる。
 苦痛でしかない。どういう意図で、どういう意味があってそのようなことをするのだろう。以前は、真面目に席に座っていたが、来年はそんな無駄なことに時間を費やすつもりはない。参加しなかったらしなかったで、波風立つので、行くだけはいって、証拠に参加者名簿に印を付けてそのまま帰ってくるつもりだ。
 文句ばかりで申し訳ないが、だいたい、会員はすべて病人である。その病人の中から比較的元気な奴を役員とするわけだが、自力で歩けない人だって多い。それを半強制的に一カ所に集めて会の財政状態を聞かせて帰すなどまともではない。
 退会すればいいんだけどね。そうしよっか。


おおみち礼治 |MAIL

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