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おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
たいていは、文章が未熟であらすじに過ぎないのだけれども、たまーに知的なというか、馬鹿げて見えても馬鹿では書けない、その人の様々が見えてくるような文章に出会って、保守的――というか官僚的な運営をしている自分を発見して反省することがある。
わかりにくくてすまん。メールしてみるか……。 学校の一室でクイズ番組を催している。自分の番がまわってきて、問題を出されるがまるで分からない。飛行機が急旋回すると、引力が外側に引っ張られるので内側の空気が薄くなり、寒くなるのだと誰かが話している。番組は進んでゆくのだが、次第に気分が悪くなり鼻血が出てきてしまう。 タオルで隠していたが耐えられなくなり、保健室へ行くことにする。仲のいい友達が二人ついてきてくれたのが嬉しくて、「おお、やっぱり君たちは友達の中の友達だっ」と思う。もう一人は、心配そうにこちらを見つめるが、立ち上がらない。あいつは、ちょっと格好をつけているところがあるから、まあ、そういうやつだ、と思う。 保健室の扉はガラス張りの観音開きで、鉄格子のように重々しい装飾がついている。しかも、年季の入った風で錆び付いて全体が焦げ茶色になっている。その扉の前で友達の一人が寝そべってしまう。なにをしているんだ、と思っていると、後ろから声がかかる。扉の向こう側の、厚い唇に真っ赤な口紅を塗った、眼鏡の女が驚いて「専務!」と声を上げる。そして、ついでのように私たちを一瞥し、まあいいわ、入りなさいというのである。 という夢を見たのだ。
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