おおみち礼治のてくてく日記
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2001年10月04日(木) 開眼

 打ち合わせしてからもう一週間もたつので、そろそろなにか結果を見せなくてはならぬ、と思ってトップページだけ作ってしまう。気がついたら朝の4時。サーバにアップして、FAXを入れておく。
 それから寝て、起きたら午後2時。特にいつまでにやらなくてはいけない、ということのない細かなこと――のびのびになっていたことを行う。ほんのちょっとしたことなんだけど意外と時間がかかる。2ヶ月ぶりに、個人ページを更新したりとか。

 なんだかねぇ。
 いままでは、目をつぶり、両手で耳をふさぎ、味も匂いも触った感じもほとんど無視して、身を縮めて暗闇の中をどこへとなくただ流されていたような気がする。自分の、こうしたいという感覚を信ぜず、外側にある情報を中心にして右往左往していたのだな。情報の激流に巻き込まれ、その流れに合わせるのに精一杯で、自分の感覚を無視せざるを得なかったといえるかもしれない。それでは、本当に生きているとはいえない。書いてしまうと簡単だけれども、なにかやるぞと力むことも焦ることもなく、他人に見せつけてやろうなんて気もなく、自分の足で快適に歩けるだけ歩けばいい、ということに納得した。同じ事を言っていても、少しまた変わった、と思う。
 客観的に何かすごい変化があったわけでは全然ないのだけれども、自分的には大事件だ。やっと、薄目を開けることが出来たという感触だ。
 いいことありそう。


おおみち礼治 |MAIL

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