おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
もちろん、歳をとったつもりなどない。けれども、若い人たちの挙動を見ていると、本当に若いのだなぁ、などと思ったりして――その間、何もしていなかったにせよ、やはり正確にそれだけの時間を過ごしてきたのだと確認してみたり。
1年ぶりにMさんを交えて食事会。いや、会というほどのものではなく、会う機会にその日の気分でご一緒しましょうか、なんていうだけなんだけどね。私を含めて4名。YさんとUさんは、数年前から同棲している。Mさんは離婚していまは実家にいらっしゃる。わたしは独り身。……意識してしまうのって、おかしいだろうか? まあ、それはともかく、たまにオフ会で会える知り合いはいるけど普段、身の回りには誰もいないので――親兄弟はいるが友だちではないし――友人という横関係が日常すっぽり抜け落ちているから、ひとりだということが、けっこう深いところで分かってしまっていた。もう慣れっこで、別に寂しいとも思わなくなっていたけれども、珍しくこういう時間があると、ひとりではなかった、と分かってよろしい。
おおみち礼治
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