おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
床屋へ。もう10年以上通っている床屋さんなんだけど、ご主人がわたしの腕の絆創膏を見て「注射でもしてきたの?」というので、「いや、透析をしているので……」といったら黙ってしまった(^^;;。以前、言ったことがあるような気がするのだが、知っていたのはおばさんだけで、ご主人は知らなかったようだ。しかしねぇ、黙られても、なんだか困ってしまうよね。別に気にしていないから何でも聞いてくれたらいいのに。
で、「これくらいでいいですか〜」なんて、鏡で後頭部を見せられたとき……薄いのである。がーん。ショックであった。 帰りに本屋でグイン・サーガの80巻と夢幻戦記の10巻を買う。グインとは高校生の頃からのつきあいになる。100巻完結はあきらめたようで、より長くつきあえることが分かって嬉しい。いや、完結しても栗本薫さんのことだから――外伝になるか全く違う年代になるかどうなるかは分からないけれども、同じ世界の物語を書き続けるんじゃないかな。頼みます。 現実世界では発せられない悪意を匿名で発し、さらなる悪意や傷や憎しみを増大させる。ストレスが溜まるのは分かるし、莫迦が多いと嘆くむきもわかる。歪んだ満足があるかも知れない。しかし、そういう循環に巻き込まれてはいけない、と思う。悪意を受け止めたり力一杯打ち返していたら循環は止まらない。 過去、己が発した悪意がその人を通して返ってきたということ。それを相手にしたらまた返ってくる。とらえなければ(不愉快だし、難しいことだけれども)自分のその因縁は終わり、悪意は自分をすり抜けて(他の誰かを通して)発した者のところへ返ってゆく。ほおっておけよ。
おおみち礼治
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