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失うもの



先日、日記を読んで下さってる方から

『のあさんは、何を失うのが嫌で別れられないの?』

というような内容のメールを頂いた。

その時に差し上げた返事にも書いた事だけど…

私は、何かを失うのが嫌で

修輔と別れる事を躊躇してるのではないような気がする。

私が絶対に失いたくないと思ってるものは

修輔との関係ではなくて、今の家庭だし…。

失いたくないと思うほどのものを

修輔から与えられてるとは思えない。

失うものがあるから嫌なんじゃなくて





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素で、そう思っていた。

今も思ってる…かな。

ていうか、心からそんな風に思える人だったから。



修輔と縁が切れても

私の生活は、何一つ変わるわけでもなくて。

その時はきっと、気が抜けたようになったり悲しかったり

心にぽっかり穴があいたように感じたり…

たぶん、ものすごく落ち込んだり泣いたりするんだろうけど

それも一時的なもので、時間が経てばそんな気持ちも

『そんな事もあったなぁ…』って笑いながら

振り返る事ができるようになる気がする。

修輔の事を、忘れる事は絶対できないと思うんだけど

思い出す事は、だんだんと減ってくるんだろうなと思う…。



最初の頃、私は修輔に


『無理した関係は疲れるし、続かないし

 無理な事は言いたくないし、無理してほしくないし

 自分が無理な事を言われても困るから。』



なんて事を言っていた。

今でも、その気持ちは変わってはいないんだけど

でも、実際は自分の気持ちに蓋をする事が多くて

いくら蓋をしても、蓋からはみだしてくる気持ちの

持って行き場に困って疲れてるし。

無理な事は言いたくないし、絶対言えないけど

言えないだけで、どうしたってちらっと思ってしまうし。

それも全く思わないでいられるほど

私は物わかりの良い人間でもないし、出来た人間でもないし。

無理な事を言われて困っても

無理にでも都合つけて会いたいと思っちゃうし。

修輔に無理してほしくないという気持ちは

その頃と変わってないけど、修輔は

私が『無理しないで』なんて言うまでもなく

無理なんて、する人じゃないし。( ̄ー ̄;



ようするに、私が好きになりすぎただけ…。



2004年12月03日(金)

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