セックスレス
『何年か前は週に2回位はかみさんとしてたけど
子供が大きくなってきたから、減ったなぁ…。』
修輔が言いだした。
『ふーん…。
うちは結婚当初からそんなにしてなかったかも。(笑)』
『子供いなかったり、小さかったらもっとするだろうけど。
ダーは "したい" って言わないの?』
『うん、あんまり言わない。
前にさ、病院とか行ってた時期があったから…。
なんか、それ以来かなり少なくなったかも。(笑)』
『あぁ…そっか。
なんとなくセックスが違うものになってきちゃったのかな…。
男って、結構そういう所デリケートだったりするからなぁ。』
数年前、子供が欲しいのになかなか授からなくて
不妊治療をしていた。
その頃、私は子供を欲しいという気持ちが強くて…。
焦るという感じでもなかったんだけど、何か原因があるのなら
早い方がいいと思って、病院に行った。
病院で治療を始めると、どうしても自分だけ頑張っていても
仕方ない事も出てきて、当然主人にも協力を促す。
主人は私の気持ちを理解してくれてはいたけど
病院通いが長くなって、結果が出ない事に焦る私と
そんなに焦らなくても自然に任せようという主人と…
意見が食い違う事も出てきた。
私はその頃『セックスは子供を作る行為』という感じでしか
捉えてなかったかも…。
通院自体も肉体的、精神的にきつかったし
だから主人には、絶対に協力してくれないと困る…
みたいな気持ちがあった…。
自分自身、セックスしたいというより
『その日にしなければいけないもの』になってきてた。
でも自分の我を通す事が多くて、主人にも無理強いをして
嫌な思いをさせてしまっていたと思う。
そんな事が続いているうちに、夫婦の間がギクシャクしてくる。
いくら子供を授かっても
その為に夫婦間がおかしくなったんじゃ仕方ない。
その事に気づくまで、随分時間がかかっちゃった。
不妊治療もお休みした。
今は、完全にセックスレスってわけではないけど
一般(?)の家庭から比べたら、全然少ないんだろうな。
セックスをしないからといって、夫婦の関係が冷めてるとか
そういう事は全く感じない。
あの頃は、していても主人との距離を感じていたから…。
2004年03月22日(月)
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