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無理矢理



私が20歳の頃…

バイト先のレストランで一緒に働いていた

14歳年上の既婚の男性。

その人は、私の事をすごく可愛がってくれて。

どこまで本気かわからないけれど

『のあは可愛い、好きだ。』とか

『のあは、"心の妻" だよ。』とか

色々な事を言っていた。




まだまだ純情だった(笑)私は

その人の言葉を真に受けて舞い上がって

恋愛感情を持ってしまった。




その人は自分が先に仕事を終わっても

私の仕事が終わるまで待っていてくれて

毎日のように一緒に帰ったり

2人きりでお酒を飲みに行ったり。

バイト先の人達には、かなり怪しまれていた。(^_^;

噂になるのも、無理ないという行動をしてはいたと思うけど…。




すごく親しくしていて

2人きりで過ごす機会も多くて

車でそのままホテルに入っちゃう機会なんていくらでもあって…

もしそうなったら、私はなんのためらいもなく

関係を持ったかもしれないけれど

その人は一線を越えるどころか、指一本触れる事もなかった。




しばらくして私がバイト先の男の子と付き合う事になった時

その人は、本気で怒っていた。

『なんであんな奴と付き合うんだよ。』って

さんざん言われて。

付き合う事になった相手の男の子が

結構、女性にルーズな子だったから。(笑)





それが、やきもちで言ってるのか

ただ単に私の事を心配して出た言葉なのか…

その頃の私は、まだ若くて単純だったから

その人がやきもちを焼いて

そんな事を言ってるんだなんて

自分に都合よく思ってたけど

今になって思い返してみると

その人にとって私は、恋愛(?)とかの対象ではなくて

大事な妹のようで何かほっておけないとか…

そんな感じだったのかな?なんて、思ったりする。




修輔が、一回りも歳が下の女性達の事を


『みんな、可愛いよ。一緒に飲んでたりすると楽しいし

 リラックスできるし…。

 そんな若い子達と飲む機会なんて、そうそうないしさ。』



なんて言うのも、そんな感覚なのかな…。




なーんて…

無理矢理、納得しようとしてます。( ̄ー ̄;





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2003年10月12日(日)

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