絶頂感
頭の中が、真っ白になる感覚…。
自分の身体が
どうかしてるんじゃないかと思う位に
感じる…。
叫びそうになってしまう声を押し殺す。
『ね…ね…。も…イッちゃい…そ…。』
私は、とぎれとぎれに言った。
修輔は
『ん…いいよ。イッちゃいな…。』
耳元でそう言って、指の動きを早くする…。
もうだめ…。
そう思った瞬間
上りつめてた頂上から一気に
白い雲の上にほおりだされたような
そんな感覚に襲われた。
身体が痙攣してるみたい…。
自分の中が、ピクンピクンと
大きく波打ってるのが自分でもわかる…。
修輔は、腰を動かすのも指を動かすのもやめて
ぎゅーっと私を抱きしめた。
2003年09月04日(木)
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