HIT AND RUN
もくじ←きのうあした→


2006年04月01日(土) 呼人の部屋 Vol.8

えっと、Vol.いくつだっけ?とチケットの半券を確認したらVol.9になっていた。
あれ?でも今日8回目とか言ってたような…HP見たらやっぱVol.8だった。

という訳で8回目(が正しい)呼人の部屋ですが
先月見逃した「薮塩」の登場時刻は19時55分。
完全に前説扱いです。
だけど、今日の薮塩は笑えたなー
呼人の部屋で思う事というテーマで話してましたが
「みんな何か食べてる:うまい棒食べてる」←止まらん棒のまちがい
(ちなみに止まらん棒は、乾燥したパスタを揚げたものに味つけしてある440名物)
「休憩時間にトイレが混む:トイレの列が楽屋出入り口前の人はちょっとドキドキしてる」
 あー、よくわかってる薮塩(笑)トイレに並んでたら扉が開いて呼人さん登場って
 私も経験ありです。
「ステージ前の関係者席が気になる」呼人の部屋を見に来たミュージシャンは
 飛び入り参加しなければならないルールです
「Tシャツが高い」そうです。デザイン的に嫌いじゃないんだけど、高いんだよなぁ…
 もう薮塩のユニフォームと化してます
 呼人の部屋にわざわざ着て行くのはチョットだけど、普段使いするには問題なしという
 普通のアーティストTシャツとは真逆の商品です。
最後に「下北沢440〜!呼人の部屋ッ!」とコール「部屋!」の時に親指を
(good!)のように挙げさせるという観客一体型に。
どっからどう見ても前説じゃないですか。

そして呼人の部屋スタート。20:00ちょうど。
20:00前に薮塩の出番終わりかー(笑)

呼人さんが出て来てご挨拶。
今日は4月1日エイプリルフールですけど、嘘つきました?と聞くも反応ゼロ(笑)
8回目ともなるのに、この始めのアウェーな雰囲気はいつまでたっても抜けやしない
ちょっと不思議なイベントです。

もう早速1人目のゲスト登場。本日のお客様は浅田信一さん。
私はこれまで浅田さんの事は殆ど知らなかったので、この名前の文字を見ると
元ブランキーの浅井健一を連想してしまうのです。なんとなく、字が似てるでしょ?

そんな印象の浅田さんは、呼人さんとは学年的には2個下の方で、
どんな繋がりがあったのかは…ええと言ってなかったと思います。
浅田さんが長男で、段取りとか、準備とかが万端だから安心してできると呼人さん談
机の上にはMacのPowerBook。なんと、これガ譜面台代わりなんだとか。

本日1曲目は既にセッション。
オフコースの「眠れぬ夜」、ゴダイゴの「ガンダーラ」、さだまさし(曲名わすれた)、中島みゆき「時代」と
70年代のJ-POP特集です。

オフコースの時は、呼人さんが「小田さんのメアド知ってるんだ」と浅田さんにプチ自慢
浅「教えて下さいよ」
呼「いいよ」
浅「イタズラメール出そう」
といったやりとり(笑)でもメアド知っててもなかなかメールって出せないよねって話に。
浅「呼人さんもそんな一人ですよ」と。上手いな。

ゴダイゴでの話題は、
呼「最近「西遊記」ドラマでやってたけど、見た?」
浅「あ〜見てないっすねぇ」
呼「俺たちのときは堺正章が悟空のやつだからね」
ドラマの曲中に流れているBGMもすげぇ凝ってたものだったらしくその話題で熱くなる。
ちょうど32、3くらいの世代の人とを境に触れて来た音楽シーンの違いがあって
呼人さん達の頃は本当に上手く無くちゃミュージシャンにはなれないと思ってた時代で
「この頃だったらデビューできなかったな」なんて。そんな、まぁ。

さだまさしの時はやっぱり…北の国からのマネをする2人。
それから、浅田さんの喋り方が、英語みたいだと呼人さんがやたら絡んでた。

浅田さん前編は中島みゆきの「時代」を歌って締め。
これで休憩が入るって言うから、終わったら即トイレに行ったら(混むから)
ステージに一人残った呼人さんがひとりで「ヨイトマケの唄」を歌ってました。

休憩を挟んでお笑い枠の「飛石連休」このイベントで私は初めてお笑い枠に
TVで見た事ある芸人さんが出たかも。やはり面白かったです。
ネタ後の呼人さんとのトークでは、飛石連休の小さい方の人が家で爬虫類を飼っているとの事で
それに対して、爬虫類苦手な呼人さんは「ウワァ…」って引きまくり(笑)
しかも、そのヘビとかの餌が凄まじく、冷凍のネズミがチルド餃子みたいにパックに入ってて
それをお湯で解凍して与えるとか、何かの餌がコオロギで、餌用のコオロギを100匹とかで
売ってるのを飼ってくる。たまにカバンからコオロギの鳴く音がするとか。
ほぼ女子の客席も「ウワァ…」

さて。
浅田さん後編なんですが、今度は浅田さん一人の弾き語り。自分の曲を2曲ほど。
そして、今日会場に来ていたソウルフラワーユニオンの奥野さん。
背が高くて顔が小さくて、サングラスで…と見た目近寄りがたいオーラの方なんだけど
この奥野さんが…見た目と性格のギャップに弱い方はイチコロだと思います。
言う事や振る舞いがいちいち可笑しくて、ほんとこの人が全部持ってっちゃったと言っても
過言ではないかもしれません。私もかなり虜になりました。
どの箇所だったかは忘れましたが、奥野さんが指ピストルやっていて
両手を組んで肩のあたりの高さで人差し指でバーン!と
以前、呼人さんがミッチーに教えてもらった投げキッス講座をやってましたが
それ以上の破壊力がそこに存在していました。
まぁ、シラフでは無かったとは思いますが、ナチュラルであの技出る人ってすげぇ。

3人で、松田聖子の曲を(呼人さんがメインで歌って、浅田さんと奥野さんで
その曲中に入っている男声コーラスをやる)やったり、
奥野さんのリクエストでイルカの「なごり雪」をやったり。
この時、今日も見に来ていたミドリカワ書房がステージに呼ばれる。
1番は奥野さんで、2番はミドリカワ君と呼人さんが割り振ったら、奥野さんが
(え、ミドリカワ君が2番唄ちゃうの?)みたいなリアクションをしていたのに爆笑。
奥野さん、きっと2番の歌詞も好きに違いない。
納得しないまま(あぁ大人げないオトナだ)勝手に歌い始めたりしながら曲は始まる
奥野さんが1番を歌って、2番のミドリカワ。
この日はギターも無いので、ソファに座ってマイクを握り歌うなごり雪…
私が「カラオケボックスみたいだよ(笑)」とつぶやいてたら、そのすぐ後に呼人さんも
「カラオケボックスみたい」と歌うミドリカワを見て言ってたので更にこっちは大爆笑。
やばいよ、呼人さんと以心伝心だわ。
なごり雪と途中でビートルズの「Let it be」を織り交ぜて。
呼人さんは途中の英語詞がよくわからないのに対して、あっさり歌うミドリカワ

一番最後のセッションでは「心の旅」
今回の選曲はかなり古め中心だったけど、それでも古くささを感じさせない名曲揃い。
今売れている曲の中で、これらと同じように30年以上経っても聞ける曲って
どれくらいあるのだろうかね。

いやまぁとにかく楽しいひと時だった。

来ると本当に楽しいイベントだからなかなかやめらんないのよねー。
私の後ろの席の人は浅田さんのファンの方だったんだけど、最後の方には
「このイベントいいねー、次も見てみたい」みたいな事を話してた。
ゲストのお客さんをイベント自体の力で魅了できてるってすごいよなー

そんな訳でまた来月も参戦が決まりましたので、お次は5月の呼人の部屋レポで。




みお |MAILHomePage

My追加