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| 2003年03月10日(月) | マンガにおける恋愛道 |
最近、対照的な２作品を読んだ。
１作品目。今更「ハッピー・マニア」を読んでみた。
私はシゲカヨみたいな女はどっちかっていうと嫌いだった。
とにかく目移りが激しくって、すぐ恋をしてしまう子。
自分の事を思ってくれる人がいるのにそっちのけで
でも、その人がいざ誰かに取られそうになったらそれが嫌で
運命の人を探して。普通じゃない幸せが欲しくて･･･。
読んでいくうちに、それでもそんな女が嫌いか？っていうと
「むしろ、その気持ちわかる！」になってくるんだよね
シゲカヨのように怖いもの知らずにはなれないけどさ
クライマックスで「ふるえるほどのしあわせってどこにあるんだろう」って。
永遠のテーマだよな。
２作品目。「ハチミツとクローバー」
こっちは逆にもう、みんなが片想いですよ！
じれったいほどの片想い。交錯する思い。
誰かを思う純粋な気持ち。こっちも決して無くしたくないねー
この作品は情景描写がすごく上手くて、その時の風景だとか
登場人物それぞれが思ったことだとかが、まるで詩のように綴られてて
読んでてすごく心地いいです。オススメ！！
