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2002年11月17日(日) ハイパー自己嫌悪

姉さん!プチどころじゃ無いです>aikoさま

780円のバイトなんかに頼ってられるかー!
ああ、愛しきお馬さん。私をゆずのツアーに連れてって☆


という訳で、行ってきました。中山競馬場〜。中山ベイベーッ!
しかも、ひとり〜〜
レジャー感覚が微塵もありません。勝負師がここにいます。
今まで、競馬はギャンブル的要素より、スポーツ的要素で観戦している。と
キレイごとっぽいことを豪語していた私ですが、青春時代に競馬を覚え、
一時期、膨大な量の雑誌や書籍を読み漁り、培ったこの知識。
ムダにさせるわけには行かない。
パチスロとかやるよりかは競馬の方が納得いくんですよ。走るのは馬だし。
全部自分に責任があるわけです。

いざ中山。

結構ノンビリしてたら、中山に着いたのが1時半くらい。9レースからの勝負。
5時からバイトだったので、勝負できるレースは11レースまで。
中山の9・10・11と京都のG1・マイルチャンピオンシップの計4レース。
4000円勝負
結果。マイナス2000円。

減ってるじゃん・・・ダメじゃん。

2つ当たったんだけど、なんだかそれも後味の悪い買い方で
自分の詰めの甘さっていうか、馬券としては初心者だなぁ。と
(驚くべきことに、15歳くらいから競馬場に行ってた割には実際馬券を買ったのは
本当にハタチ過ぎてからだったりする。えらい。褒めてくれJRA。)

予定では5万円くらい勝つつもりだったのに

でも、こんな自己嫌悪は序の口に過ぎなかったりする。



11レースを終え、5時からバイトの私は急ぎ足で船橋法典の駅へと向かう。
向かっているハズだった
何十回往復した道なんだ。
もう、6年近く、間隔をあけたりしながらも毎年最低2〜3回は歩いている道だろう
そこを、帰り道で、そのぉ・・・・
迷うなんて。。。。。
私が方向音痴なのは周知の事実です。だがしかし!!
あの道を迷うなんて考えられないのです。だって、普通に歩けば1本道だし。

競馬場から駅まで歩く道には大雑把に考えると2とおり道があります。
だけどどちらも似たような感じだし、駅にたどり着けます。
今日,帰り歩いた道は、「いつもじゃない方の道」だと思って歩いていました。
途中まで競馬帰りの人もたくさんいたし。
なのに、いつの間にか人が少なくなる。
あれ、こんな道だっけ?
今思えばそこで引き返していればよかったのです。

なのに、前へ進んでしまいました。
この道を歩けば、いつか駅がある!そう信じて…
今思えば、バカです。
周りの看板とか、電柱の表示には、市川って書いてあるし。
もう、船橋じゃないんだよ。市川なんだよ。
そして、進んでいくと線路の高架を発見。

よし、線路沿いに行こう
そこへ、一本の武蔵野線が通りました。
府中本町方面行きが「←」の方へ走っていきました。



わたしがいきたいほうこうは、ふちゅうほんまちほうめん
あのでんしゃはあっちにいった。
あっちにいくしかない。
よし、あっちにいかなくては。


私は、高架沿いに歩こうとしましたが、高架沿いに道は無し。
仕方が無いから人の気配すらしない道を進みました。
軽く坂道だったんですけど、坂を登りきるとアレでした。

住宅街と、梨っぽい畑。

ぜったい、そのへんの住人しか踏み入らない場所です。
間違っても競馬帰りの人が踏み込む地ではありません。

こわくなりました。

本格的に迷子です。

しかも5時からバイトなのに・・・・・。

もう、ダメやぁ〜〜と思ったその時、タクシーが通りかかりました。
私はとっさにタクシーを止めて「船橋法典まで・・・!」

まさか私を競馬帰りだとは思わないタクシーの運転手さんは、私を、この辺に
住んでる地元っ子@今から駅に急ぐ途中☆だと思い込んでたらしく、
知らないような細かい地名を「この辺は○○だよね」とか聞いて来て
私も「あっ、、ウーン、そうでしたか??」などと適当にあわせていました。
まさか、競馬場から帰る途中に、気付いたらこんなトコに居ましたなんて言えねぇよ。

そんな私を乗せ、タクシーは私が歩いてきた道を真逆
進んで行きました…。

で、なんとかバイトにギリギリ間に合う時間の電車に乗れて、ホっとしましたが
ただでさえマイナス収支だったのに、タクシー代まで払う始末(でも660円)

すごく、情けない。
つくづく自分が惨めになりました。

モグラになってしまいたい…。ズブズブズブ(地底深くに沈む音〜)



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