9月分の日記を更新しました。 もくじからどうぞ(^▽^)
相変わらず時々実家住まいのあたしとダイくん。 彼の出張が続く時は、「実家にいた方が安心だから」と彼は 言うけど、やっぱり離れ離れだと不便なことも多い。
夜・・・10時前くらいに彼から電話がかかってきた。 「おやすみコール」にしては早い時間だったから「何かな?」と 軽い気持ちで出た。
M:はいはい
A:まい・・お願いがあんねんけど・・・
M:ん?何?
A:・・・・今から一人で帰ってきてくれへん?
突然そんなことを言うからびっくりした。 あたしは「え?今から?なんで!?」とすぐに聞いたけど、彼は 「帰ってきたら話す」と言ったきりだった。
そこで気づいた。 話し方が普通じゃない。泣いてる?声が変。
あたしはちょっと考えて、「わかった、帰るわ」と言って電話を切った。
「何か」あったらしい。 いきなり「帰ってきて」なんて言う人じゃなのだ。
まだ発疹中のダイくんをおかーちゃんに頼み、あたしは簡単な用意だけし 車に飛び乗った。 頭の中をいろんなことがグルグル駆け巡ったけど「運転に集中しなきゃ」と 高速を一人ぶっ飛ばした。
約2時間後、家に到着。彼はいなかった。 「あれ?いない」そう思ってメールした。
05/09/14 0:13
家着いたよ。どこにおんの?
すぐに返信があった
05/09/14 0:14
会社・・
その直後電話が「今から帰る」と。
待つこと約10分。彼が帰ってきた。 あたしはソファに腰掛けて普通に「おかえり」と彼を迎えた。
彼の顔は青ざめ、目は腫れ上がっていた。泣いてたようだ。 すぐにあたしに抱きつき、黙っていた。普通じゃない・・・ 「何?どうしたん?何があったん?」と真っ先に聞きたいとこだったけど 「落ち着いて話はじめるまで何も聞かないでおこう」と決めていたから あたしも黙って、ただ彼の頭をなでていた。
やがて彼があたしの隣に座って、ポツリポツリと話はじめた。
問題の出来事をあたしに話し、すごく落ち込んだ様子で 「もう頭が真っ白になって体が震えてくるし、どうしたらええかわからんなった」 というようなことを言った。 あたしはただ黙ってうなづきながら聞いていた。
話し終えて気が抜けたのか、彼はもう一度あたしに抱きついて泣いた。 あたしはただ彼を撫でていた。 あたしが彼に言ったことは「大丈夫、何があってもあたしが味方だし 何があっても離れることはないからね。あたしがついてるから」
しばらくして彼はずいぶん落ち着いたようだった。 「ごめんな」と謝っていたけど「Aくんが謝る必要はないよ」と あたしは言った。
夫婦なんだからお互いの弱い部分が見えてもいいと思う。 どうしようもないとき、頼りあっていいと思う。 支えあって励ましあって、時には一緒に落ち込んじゃったりしても それが「夫婦」なんだもんね・・・。
布団に入って寝る時、彼は「どう思った?」と聞いてきた。 「あたしがAくんのことをどう思ったかってこと?」と聞き返した。 彼は真剣な顔で「そう・・・」と言った。
「どうも思わんよ。何があっても愛してる気持ちは変わらないから」 彼の目を見てあたしは答えた。
「まいがいてくれてよかった・・・俺も愛してる」そう言って 彼はあたしを抱きしめた。
生きてたらやっぱり「S.O.S」の時ってある。 そんな時に彼が「一番に傍にいてほしい」と思ったのがあたしであって 嬉しく思った。そりゃ、そんな時がない方がいいんだけど。 そしてちょっとでもあたしが彼の力になれればいいと思う。
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