日記にも書いた様に、あたしは彼に「婚約しよう」と 言われた。 これは、「結婚を前提につきあう」ということだよね。
好きな人から「結婚してほしい」と言われるのは まぁ・・・うれしい事だと思う。 つまり「一生一緒にいたいって思ってる」ってことだもんね。
あたしは以前、結婚していた。 「していた」っていうのは、つまり「離婚」したってこと なんだけど・・・・
前に結婚したときは「この人と一生一緒にいるんだなぁ」と 雑然とした感じだった。まぁ、それなりに好きだったし 長い間つきあっていたし、周りからは年齢的に結婚をせかされていたし、 まるで流されるように結婚した。 周りは祝福してくれて、ごく普通に結婚した。
一緒にいるのが当たり前になって、お互いが空気の ような存在になって、でも、それなりにちゃんと生活できて 「結婚ってこんなもんなんだろうなぁ」って思ってた。
あたしは夫の機嫌を毎日とって、機嫌をそこねないように 気を使い、何事に対しても「どうする?どうしたい?」と 夫に決定権をあずけ、夫のいいなりに生活をしていた。 だって、夫を機嫌をそこねると、2人きりの空気に耐えられなかったから。
別に「結婚」に夢を持っていたわけではなかった。 ただ、うちの両親のように、仲良く楽しく一緒に年をとっていきたかった。
あたしの性格は、「イヤな事はイヤ!!」「曲がった事は嫌い!」 そんな感じで、いわゆる「ワガママ」だった。 結婚するまでは。 だけど、いつのまにか、自分を抑え、自分の考えを押しこんでしまう ようになっていってたような気がする。
いい意味で「相手の考えをきく」ようになったのだろうけど、 悪い意味では「自分の考えを言えない」状態になってしまった・・・らしい(−−; それとも「自分の考えを持たなくなってしまった」のだろうか?? 自分でもよくわかんないんだけど・・・(汗)
なんだかんだあって、結局「離婚」・・・・・・・
前夫よりもずっとずっと、好きな人が現れて、そして その人もあたしのことを「好き」だと言ってくれた。 それが「彼」
そしてまた、あたしの中に「結婚」という二文字が出現した。
「結婚」ってなんだろう・・・?
母から聞いたことがある。 「好きで一緒にいたいから、結婚したのよ」って。 (子供に素で言うか!?<笑)
そう、「一緒にいたい」から。 前の結婚はその「一緒にいたいから」は・・・なかったなぁ・・・ 今は・・・「彼と一緒にいたい」と、思う。
だけど、「結婚」は「結婚」・・・なのだ。
だから、考えちゃうのねぇ・・・・
もし、結婚して前と同じようにお互いが空気になってしまったら? もし、「好き」の気持ちが薄れていったら? もし、お互いにもっともっと好きな人が現れたら? もし、一緒にいるのが苦痛になったら?
もし・・・・もし・・・・もし・・・・もし・・・・ 考え始めたらきりがない。
「離婚」はすごく大変だ。自分たちのことだけじゃなくて 周りの状況やお金のこと。もし子供がいたら・・・
考えすぎなのかもしれない。 でも、実際あたしは「結婚」が怖いのだ。
一生一緒にいよう!幸せにする!ずっと好き! 愛してる・・・・・
彼の言葉に嘘はない。
なのに・・・あたしは何を考え、迷っているのか。 自分でもよくわからない・・・・ こんな状態のあたしなのに、彼が言ってくれる愛の言葉のぬるま湯に つかっていていいのだろうか。
なんだか、悩めるまいりんでした(^^;
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