2002年11月24日(日) |
KAIUN娘 プレ・デビューパーティー! |
結局ね。CHANGEから帰ってきて、疲れ果てて、準備をばたばたして眠る。
夢から現実へ。 昨日の夜、演出家の森角さんから、メールが来ました。 それにとても元気づけられて、朝を迎える。 でも13時集合なのでゆっくり眠れました。衣装も作っていたのでほっとした。 とりあえず、毛むくじゃらなのができあがりました(笑)
会場に着くとすでに他のKAIUN娘たちは到着。ゲストの仙道さんも来ていました。 狭い楽屋にみんなでうじゃうじゃして、準備したり、メイクしたり。 そう、メイクも普通のメイクじゃなくて、KAIUNメイクなんです。 私は金運娘なので金運を呼ぶメイク。
歌も踊りも、今までやったことを精一杯やるだけだ。 会場には、森角さん率いる天然工房から、しんさん、拓郎くん、弘司くんが来てくれてしました。 なんでも、今日は稽古があるというのに……ありがたいことです。 なんだか、ワークショップ以降、舞台で見ていた人たちがとても近くに感じられてしまい、 ワーク後の呑み会とかでお話をしたりしているせいか、いてくれるだけで安心する。頑張ろうと思える。
この数週間、KAIUN娘のチームワークも森角さんの芝居のおかげで俄然強くなって、みんなが一丸となれている気がします。
なんて私はどきどきしながら、そのどきどきを楽しみつつ、リハを始める。 リハだしね〜つまりゲネと一緒だものね。 舞台を経験していると、今回のリハは「うむむ」とか思ってしまったりするんだけど。 でもこれは、ショウだから、しょうがないのか(ギャグではありません)
しかし、本当にマイペースなKAIUN娘たち。 「これ、小道具で使おうかなとかおもって……」とどこで買ったのか、衣装に合わせて、ピンクの魔法使いのバトンのような棒を持ち出してくる、琴仍ちゃん。 「みなこさん、これつかう?」と鞄から、天使の羽を二つ、白い羽のついたもあもあ(ひもについているやつ……美川憲一みたいなの)を出してくる、眞理ちゃん。 「これだと、私、地味じゃない?」とばりばりかっこいいメイクを決めている美寿々ちゃん。
この人たちといるとホント、楽しい(笑)
私はと言えば、メイクに四苦八苦したり、アイラインの簡単な引き方を教えてもらったり、衣装に切り込みいれたりと、相変わらずのばたばたさ。でも、楽しいからいいのだ。
リハ中には、眞理ちゃんが小道具として食べていたチキンの(笑)片方をもらい、たべていたり、なかなか楽しかった。
KAIUN娘のドリームチームという、踊りが超上手な女の子3人がいるんですけど、その子たちともおしゃべりしたり、ちゃくちゃくと準備が進む。
私は今日は受付。受付に行くために、着替えないといけない。 実は衣装、布が足りなくてかなり、着るのも大変。着替えも大変。 いつもならば、受付でご来場者の確認とか、完璧にした上で、やり始めるんだけど 着替えて、受付に行くとすでに開場していて(T_T) レコーディングにお世話になった方とかいらっしゃっていた。
受付は、すごいお花の山!!ほとんどが、リーダー多花子さんあて!さすが、多花子さん……! この人は本当にいつも笑顔笑顔で、パワフルなんだよね。 今回もチケット一番多く売っていたみたい。 私は、さすがに1万円出来てくださいとセールスは出来ずに一枚もお客さん呼べなかったんだけど(笑) でも、噂では星座の川崎さんに、招待券を出したというので見に来てくれるかな?と思ったんだけど いらっしゃらなかった様子です。残念。
本番が始まりました。オープニングの司会が始まると、「ああ、あがってきたああ」と美寿々ちゃんが奮起。 私もそれに触発されて、天然工房のみなさまにエールを送られて、わくわくして出番! プログラム順に、オープニングから始まって、一曲楽器(カスタネット)演奏して(笑)すぐ二曲目「ピピットピー」で、眞理ちゃんとコンビで踊って、引っ込んで、次はお芝居!これが一番楽しみ。 とにかく、みんなを信じて、一生懸命楽しむこと! 結果、とにかく楽しかったから、よし!
美寿々ちゃんの超KAIUNメイクは最高でした!楽しかった!
その後は、もう最後の歌、「うんだ」まで出番がないのでぼけらああと、していたら、リーダーが「KAIUN娘集合」と声をかけている。え?まだだってば。と思ったけど、行くと、舞台ではゲストの、津久井克行さんが歌を歌うところ。そこに、こんなアナウンスが。「今日は、誕生日を迎えた人がいますので紹介します」と。あらら、私と近い人がいるんだね〜と思っていたら、「手塚美南子ちゃん!」え?「はい、でて!」とリーダー!え?え?え?なんていう間に、みんなに舞台に押し出された。びっくりした。 なんと、私のために、みなさんが、ハッピーバースデイを歌ってくれて、ケーキにろうそくを立ててくれて、え?E?e?なんていうまに、私のお祝いをしてくれたのです。 私はとにかく、びっくりして、びっくりした…… たかこさん〜(T_T)しくしく(T_T)こんなびっくりを用意してくれていたなんて。 聞けば私以外はみーんな知っていたんだって。ああ、なんといっていいのか。ありがとうございます!! すげえびっくり。
そして津久井さんはヒット曲の「夏の日の1993」をプレゼントとして歌ってくれたのでした。ありがとうございます。
その後は、エンディング「うんだ」を歌いつつ、踊って、自己紹介と、客席周りでエンディング。 エンディング後しばらくのご歓談タイムでは、しんさんたちが、バイキングから料理をもってきてくれてみんなで裏で食べてお話ししていました。 客出しでは、他のKAIUN娘たちに、カメラがばしばしと向けられていました。 私の写真も撮ってくださったあきらさん、ありがとうございました〜♪うれしかったです。
その後は、この店が一般営業になると言うことで、速攻バラシ。この後は原宿で打ち上げだそうです。 私は、原チャを取りに行くため、天然のみなさまと一緒にホテルの荷物用エレベーターで(きれいなエレベーターよりも、私はこういうシチュエーションがあっているなと思う)したに降りて、しんさん運転の車に乗って、地上まで出て、森角さんから原チャを受け取り、本当にお疲れさまでした!と別れる。 本当に、みなさまにはお世話になりました。今回はみなさまあってこそでした。私にとっても本当に、いい経験だったしね。
で、別れてから、多花子さんに電話すると社長の溝口さんが出られて「手塚さんは帰っていいよ」といわれてしまった。 それは……私が今回の助っ人だったから??とちょっと卑屈になりながらも、おとなしく久々の原チャで帰ることに。 新宿副都心から帰るのはなんか緊張。
帰りの途中に、メールをしたら、お電話が掛かってきて、さっき別れたしんさんたちがこれからご飯食べに行くけどというので再び合流〜★うれしかった。ちょいと孤独だったから(笑)中野の五差路で待ち合わせて、私はかなり止まっていたところが邪魔になっていたらしいけど(笑)そのまま、ラーメン食べに行くっ!しかも、ご馳走になってしまった〜(T_T)森角さんありがとうございますう。しかもおにぎりがおいしかったのだ。ラーメンもおいしかった。山頭火は塩ですね!
その後、まるでギャグのような買い物劇を見ながら、今度こそお疲れさまでした!みなさまに会うのは次は1日だ……。 とにかく。これにて、今年のステージすべて終了。 充実していたけど、追われていて、こなした一年だった。でも、追われながらも学ぶことは山のようにありました。
さて。新たなことを、今日から頑張ろう。 他のKAIUN娘たちのみんなも本当にありがとう!
そして翌日。森角さんから再びみんなにメールが来る。 「個性って作るものではなく、滲み出てくるものなんですよね」その言葉に、またも勇気をもらいました。
無い物ねだりの、カえるくんになってた気持ちが、少し上向いた。
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