2002年11月09日(土) |
東京ファールチップ公演『桜散る散るもつもるも三春乃一座」を見に行く。 |
昨日調べて今日はおとなしく、医者にいった。 一部がえぐられていた他は、対したことなく、一個密封型の湿布を貼られて終了。 ご心配をおかけしました。みなさま。ありがとうございます!
本日は昼からKAIUN娘のリハーサルが実際の会場で行われる。 本当にこんなところでやるのか??という位立派な、センチュリーハイヤット。 中には、今日は結婚式のお客さんがごった返していました。
会場について早々に怒られて、実際に場当たりやったわけですが、うーん。 なかなか、思うようにはいかないというか、リハなのにタイムテーブルもないんですね。 舞台ならば、リハの日は必ずあるんですよね、タイムテーブル。 誰が仕切っているのかも不明確なまま、あちこちか他自己主張ばかりが飛び交って 私はこういう雰囲気好きじゃないな。
歌も踊りも、練習も不完全なままリハやったし、実際に司会の方も、ゲストの方もいらっしゃらないでリハだったから、主催側が『全然(イメージが)見えないんだけど』といっていました。あたりまえだな・・こりゃ。
終わってからは、離脱。 今日は稽古にちょっと行った後、来月から旦那さんの転勤で上海にいってしまう、日ナレ(養成所)時代の友達と会うことに。 早いものでこの人たちとのつきあいも二桁になり、みんな人妻になって、子供がいたり。 だけど、懐かしい雰囲気、とても私も元気になれた。またこれを機に逢おうね、他のみなさん! ほんの一時間くらいの対面だったけど、どうか元気に中国で過ごして、また戻ってきてね。 今度は上海で会おう!
一度家に帰り、うちの店でパンを買って、そして、待ちに待った、東京ファールチップの公演を友人と待ち合わせて見に行くことに。
劇場に着くと、星座関係が何人かいて、挨拶を交わしつつ、どセンターに席を構えて見る。 調光を振り返ると篠さんが、私を見つけて手を振ってくれていた。 もう、あっとうされて、涙が止まらないし、何度大声を上げて泣きたくなったか。 感想を書けないのは、自分の語学力に問題があるのかそんなこと思ったりするんだけど、本当にすばらしいものだった。
空襲のシーンは、特にびっくりした。あそこまであからさまさに、死を予感を目の当たりにさせる彼女の作品は今まで見たことがない気がした。確かに、マク妻でも自害のシーンはあるし、ケプラーでも戦争というキーワードは出てくるけど、ああいうふうに、実際のシーンを作ったことは今までなかったと思うの。照明を見てても『篠さんの照明だ』というのが色濃く出ていて、私はよけいに、大泣きしてしまった。これほどまでに、これをかくのに、想像以上の血の涙を流し書いたのではないか、これは、すごい生へのメッセージだと、それに気がついて、泣いた。そして、やっぱりそういう時代だからこそ、『生きてる証』を感じるということ、それを必要としている人のために、『芝居馬鹿』で居続けること。本当に、すばらしい作品だった。
座長の塚本さんも、渋い役所だし、剣持さんも、かっこいい剣持さんだった。今までに見たことない^^ 見た後は、涙どころか、大声で泣きたいままで、立てなくなっていました。 こういうの、芝居では初めてだよ。 塚本さん、剣持さん、これ、もう一回みたいよ・・・・
すばらしい芝居をありがとうございました。 調光に顔を出し篠さんとがっちり握手。
その後は出待ちをしつつ、グッズを買ったりしていて^^今回の公演のバッチのラストを手に入れて、「完売です!ありがとうございます!!」というロビーで異常な盛り上がりの渦中にいました^^
その後は、ファールチップのみなさまと、篠さんと、面々と一緒に、なんと銭湯の二階の宴会場へ^^ 超大人数の打ち上げに混ざっていました。いろんな話をして、楽しんだ。改めて感じたり。 いかに自分が何も知らないかとかね。
終電間際に、電車に揺られて帰ってきました。おなかがすいたので、初めて^^;吉牛を持ち帰りにして食べてしまいました。
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