天然工房☆手塚美南子の激動ぐーたら日記♪
日々いろいろあるんだよ。ってこと、書いてます。劇団の裏話とか!?
お楽しみ下さい☆ミ

2001年09月17日(月) 後藤組初号!!客観的……とは?

本日朝からだがだるい。ので会社をお休み。すみません。だけどなんか寝ていられなくて、結局部屋の片づけ、DMページの作成、洗濯、挙げ句の果てに、環八から環七まで自転車で爆走。たぶん1時間以上はこいでいたと思う。結局昨日行ったドンキに(T-T)探し求めていた雪駄を発見。ま、とりあえずよかったっしょ。そしてまたついでに(x_x)システムラックまで買って帰る。うん。普通は車で運ぶ奴です。なんか、運びたかったんだよね。

でも、そんなことしている間にすっかり出かける時間。つつじヶ丘へ向かうと、石動さんが現れた。そして続いてかわさきさん、入江くん、麻生嬢も現れる。2手に別れてタクシーで東映化工へ!

本日は後藤組初号。私がほんのちょっと、看護婦(セリフなし)役で出ているのです。いつも私に辛口コメントを残してくださる、後藤監督。果たして、どういうのを撮るのだろう、できあがったのはどんなになっているんだろう、自分はどこで写っているんだろう。と思っていました。

監督のまさに地に足がついてなくて、視線どころか体が泳ぎまくっている、端から見たら挙動不審な挨拶終わって、試写スタート。が、初っぱなからやられた(笑)いきなりテロップに私の名前まで出てた(^^)びっくりした〜(通り過ぎるだけの役なのに)

良い作品でした。かなりハードな撮影状況なのは何となくわかっていたのですが、台本を知らないで撮影に行ったので……なるほど……という感じ。所々「ここはどういう意味だろう」と言うところはあったけどね。この手の作品を見て初めて感動したな。俳優さん達の実力もみんなすばらしい。それに脇を固めるエキストラ出演に近い方々はみなさん個々に主役を張れる方々ばかり。なんとも贅沢な作品です。

「自分が死んでも世界が続くって事、考えたことがありますか?考えてご覧よ、怖いから」といって、泣き出す松木さんがすごい印象的だったな……。松木さんの舞台「カッコーの巣の上で」がサンシャイン劇場であります。見に行こう〜★

それにしても……何度か初号に来ているけど、こんなに沢山なのは初めてです。立ち見が出ていたんじゃないかな?鈴なり状態でした。もう一度…見てみたいな。今回主役の木村さんという人とは、すっっっっごい前に一度カラオケの仕事をしたことがありました、のでそれ振り。覚えててくれてちょっと話しました(^_-)久しぶりでうれしかったッス!

その後控え室に行くと、岡田さんも駆けつけ出来ていた模様。「美南ちゃん出たのあれだけ?」と……はい、そのとーりです。(こわいよう(x_x))かわさきさんには「あれじゃあダメだよ、顔がわからないじゃないか、ちゃんと顔を売らなくちゃ」とのこと。がーん(T_T)そうか、そうやるのか。カメラがどこにあるか…っていうのは把握していたんだけどな。監督の要望だったからそういう芝居していたんだけど……中途半端だった。

その後、総勢40人くらいで(もっといた?)養老乃瀧での打ち上げ!確かつい、この間もここに……(笑)でも結局星座関係でたまってしまい……だらだらと飲んでいながらも、芝居の宣伝をあちこちに!後藤監督とも直接話す機会があったから良かった。1人1人簡単な自己紹介と、感想とを言うことで何人も名前を覚えられたので良かった(^o^)感想を言うことに必死で、自分が出演していたことを言い忘れそうになった。ここでも川崎さんに顔を売ってないとつっこまれたので(笑)「こんな顔です」とここで売る(^_^;)

実は私、後藤さんが監督業をする人だとは全然知らなくて(^^;)取られる方だと知って、脚本をかかれている方だと知ってびっくりしたことも暴露(って程でもないけど)しちゃいった。てへへ。監督は挨拶で「新しい世界に飛び込むというのは、本当に不安で」といっていた。なんか、ちょっとわかる気がする。実際私もこれからそうだしね。

……ところで……「客観的」ってどういうことだろう。この間の稽古で自分の体験を話すという稽古をした時のことを某人(ってバレバレ)からこういわれた。「一番笑ったのがこいつですよ。」とその人は私を差して言い、「ちゃんと筋道を立てて話そうとしている。そう話すことで自分を泣ける方向に持っていこうとしている。」と。そんなつもりはない!というと「だからそれが客観的に(自分を)見られていないって言うことだ」という。あの稽古の目的は「自分をさらけ出す」って言うことだと思っていたんですよね。私。だけど、人にわかって貰うためには説明しないといけないんではないかと思うのです。なんか、もしもそうしないで、思うことをぽつぽつといっても、その人はそうしたらそうしたで「客観的に見られないから、間のあいたことしかいえない」と言い返してきそう。そう思うと、その人の真意というか「客観的に見ろ」という意味がわからない。くやしい。

でも本日もいろんな人と話せました。「人生は自分のものだから、自分で決める」という言葉も戴きました。はい。自分で決めてがんばっていこうと思う。初めてお会いした人でも「よく知ってますよ、日記読んでますから」といわれたりして不思議(^_^;)でもふと今日話をしてて思い出した。2月公演「あなたのすべて」で自分の言ったせりふ。『そんなにやなら、やめればいいじゃん』……その通りです……。

その後、時間はどんどん過ぎていくので、私は単身21時半過ぎに離脱。いい作品に出していただいてありがとうございました。後藤監督!「今度は芝居を見に行くよ」とのお言葉におののく私(>_<)芸術とは、まさに戦いでありますな。


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