右腕のブレス
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前回の日記に音沙汰無いと書いた。 今日、ふいに電話が掛かってきた。 やっぱり思う。 彼女と一緒になることは無かったと。 そして思う。 話の合う友達だと。。。
『友達として・・・居たい。でも無理だよね』 そう言った彼女に答えた。 『いつでも電話しておいで』
友達として彼女は楽しい存在だ。 今までのことがなければ気づかなかっただろう。 もし、友達のまま今を迎えていたら、 彼女の今の気持ちに嫉妬していたかもしれない。
彼女が今抱いている気持ちは僕と一緒に居た時にも抱いていたのだろうか? ふと頭をよぎった。言葉に出すことはするわけないけど。
『意外に乙女な気持ちも持ってるでしょw』 『それは意外だなw』
彼女に返した言葉。 嘘。
彼女の言葉にずっと応えなかっただけ。 応えられなかっただけ。
僕の嘘に彼女は気づいているかもしれない。 嘘をつくのは苦手だ。
『やりたいようにやりなよ』 やりたいようにさせなかったのは僕なのに、 無責任な言葉を送った。
思い込みの激しい彼女と自分を出さない僕。 友達に戻ってから少しお互いの本心が分かる。
全てをさらけだせるような人と出会えるのだろうか?
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