〓月夜の日記〓(つぶやき版)
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昨日
BS朝日かなんかでやってた
「愛と哀しみの果て」を見た。
この映画は 私が映画館でバイトをしているときに映画館で見た映画だ。
高校生のとき R.レッドフォードのファンになってから、
彼の映画を見るようになっていて。
当時 この映画は長くて、最初見たとき意味が全く分からなかった。
でも 二回目に見たときに、なぜだか歯車が合致して、
とても印象深い映画の1本になった。
音楽とか 衣装とか 映像の空気感とか、出ている役者たちの
なにもかもがたまらなくなり、思わずサントラを買ったくらいだ。
原作も読んで、その頃の時代に思いをはせ、
うまく映画化されてるな・・・と感心したものだ。
メリルストリープはわざと なまりのある英語を習得して、
その話し方をしている。たしかオーストラリアなまりだとか?
あくまでも忠実に再現することを 心がけたようで。
それがすごく伝わってくる映画だった。
そう思ったのが もう20年以上前だ。
手元にもあるのだけれど、見るにはやはりパワーがいるので、
何年も見ないままで ゆうべ久しぶりに放送を見た。
途中からだったけど、かまわない。すべて覚えているから。
とたんに 映画の中に吸い込まれていき、
まるで 初めてみたときの自分と一緒に見ているようだった。
後半はずっと 泣きっぱなし。
それは 昔よりももっと わかるようになったことが
あったからかもしれない。
苦しいほどに痛感し、涙があふれて止まらなかった。
最後までずっと。
あんなふうに 生きた人もいるんだな。
潔く諦めて
人のために力を尽くすこと、
受け入れられるということ・・・。
いやぁ、久々にあんなに泣いた。自分でもびっくり。
この映画は 私の人生で見た映画で、ベスト3内にいつも入っている。
この先もきっとそうだろう。
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