〓月夜の日記〓(つぶやき版)
もくじへ。|昨日へ。|明日へ。
ひな祭りの思い出は
小学校の低学年のとき。 あれは きっと
小学校1年生が もうすぐ終わるってときの ひな祭り。
クラスの同級生の女の子のうちに、 男子も女子も 数人グループで
集まって お呼ばれされた時のことを よく覚えているんだけれど、
その子のうちは 近所だった。
入学して最初の日、 もうすぐ終わるってときに
おもらししちゃった、 体のちいさなちいさな 女の子。
それが その子。
みんなには かなり印象づけられたけど、 泣いちゃってちいちゃくて
なんだか かわいらしかったんだ。
うちの実家は団地だったけど、
その子のうちは ちゃんとした一軒家で すてきだった。
あこがれたな〜 一軒家・・・・・
数人で その子のうちに行き、中に通されると
部屋に おおき〜〜〜〜〜〜な 雛人形の 段々がありました。
「すごいね〜」 子どもながらに感動したのを 覚えています。
こんな本物、見たことないなぁ〜!っていうくらい 立派だった。
いっぱい 人形がいるし、段々段々何段にもなってて おおおぉおぉおぉって。
ご馳走も並んでいるし、 段々には あられやら、ひし餅やらも 並んでいる。
色とりどりで キレイなんだぁ・・・!
散らし寿司やら、 から揚げやら、 なんだでっかいテーブルに
ダダダ〜〜〜ッとならび、 緊張したのを 覚えています。
けっこうあたし マジメなんだよね・・・・ふっ・・・・
甘酒とかさ、 ひな祭りの節句に必要なものは、全部揃っている その子のうちが
とってもうらやましく思えて。
楽しさよりもなんか ちょっとおセンチなのと、ちょっと緊張なのとで
でも ゲラゲラ笑ったりなんかもしつつ、
帰り道は あっという間に家に着いた。
確か 帰ってから 母親にかなり いろいろ話したと思う。
お土産に 雛あられももらって、 ひし餅ももらったと思う。
大事にもって帰ってきた。
(でもそんなにスキじゃなかったんだよ、小さいときから甘いものは。 色がきれいで かわいらしいから そこがスキだったんだけどね)
うちでは ゆで卵で お雛様作ったり 折り紙で折ったり・・・・
自分の人形はなかったけどね。
TVを みながら 雛あられを ポイポイ 口の中に放り込んだ・・・・
そんな思い出でした。
|