〓月夜の日記〓(つぶやき版)
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2001年08月16日(木) 手作りのあったかさ。



かぼちゃまんじゅう っていうものを、初めて食べた。


それは、先日4泊5日の旅行に行ったときのこと。



仙台を起点にして、一関まで行って、栗駒高原に戻ってきて、
私の父方の田舎へ行くというコース。


その途中の



二日目の朝に起こったこと。




大谷 道の駅で、 出会ったのが  かぼちゃまんじゅう。



こんもり まあるく、 ぷよっとしている。

大きさは、大福をちょっと大きくしたくらい。


遠くからみても、かわいらしいオレンジ色で、

ひとつひとつが、ラップでくるまれ 後ろにはシールで製造年月日や
材料などが貼ってある。


車から降りて、それをひと目見たとき、あたしはもう絶対

買いだ!と思うくらいだった。



それは、手に取ると、ふんわりと、あたたかかった。



ね〜、手作りって、こういうことを、言うんだよね・・・・



ひとつひとつ、ちょっとずつ違うんだけど、

ちゃんと、出来たて!って伝わる。それも、
手作りしたんですよ、っていうような、内側からもでてくる何かが
伝わるんだよねえ。。。


体温よりちょっと、暖かいくらいのその かぼちゃまんじゅうを、

あたしは早く早く食べたくて、待ちきれない気持ちだった。


袋に入れてくれようとする、おばちゃんに
『袋はいいです、すぐ食べますから』
と、2回もいった。 

だって袋にまた、入れようというジェスチャーをするから。


車にさっさと、だけど、大事に持っていった2つのまんじゅう。




座ったとたんに、それをあけて、あたしは1つ食べた。

もう一つは、夫のだった。



あああ〜!


もう一口目でサイコウに おいしいぃ〜!

なんだろ、
モチモチっとして、ぷにゅ〜っと皮がちょうどいい。

中華まんのような、やわらか〜い蒸しパンのような、


きっとかぼちゃが入っているせいも、あるんだろうなあ。


そして、


その皮の中には、つぶしあん。


それも人肌くらいに、あたたかいんだ。


そして きっと お鍋でいっぱいかきまわしながら、煮たんだろうなって
手作りさが伝わってくる。


甘さもすごくひかえてあって、あずきの味が、とてもいい。


なんだろ、

ばあちゃんが作ってくれた、あんこみたい。


って、現にきっとそうなんだろうね。



つぶはまだ残っているかんじの、あの歯ごたえと、


きめが 整ってないところがいいの。


ほっくりとした、あんこ。  マメの味がちゃんとして。



あたしは、それをあと連続2個は、食べたいと思った。


「なんでひとつずつしか、買わなかったのぉ?」と
ずっと言っていた。


そして、



絶対また 食べたいと思うのであった。



行かなくては!




まんじゅうが そんなに得意じゃないあたしに


こんなに 感動すら与えてくれるものが、あったなんて。




こういう、

素朴な手作りの、あったかいものっていうのは



いつまでも あってほしいものだなあ・・・・と

そして、


忘れないようにしたいなあ・・・・と 思うのでした。



どうか、作りつづけてね。 





あたしの かぼちゃまんじゅう。


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