メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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寝汗をかいた君の身体が シーツに絡む夜明けには レンジで暖めた濡れタオルで 僕が君の身体を拭いてあげてる
人形のように横たわった 肢体(からだ)を僕に任せて 穏やかな息づかい耳元に感じてる きれいなNUDE
誰にも触らせない
サラサラになった背中も胸も 僕が想いでよごしてしまう 時間が許す限り KISSを続けたけれど
どこかから聞こえる風の音は 目を閉じた僕の耳に 必要以上に刺さってくるよ
君の足の指に感じる 君はいたずらをするように 僕の弱みを握ったままで 瞳を開けずに少し笑った
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