2011年01月09日(日) |
「描写力がつくかもしれない30のお題」その7 |
13.台所 包丁とまな板が出されたままになっている。よほど慌てていたのだろう。 では、そこまでして会いに行かなければならない用件とは何なのか。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
65文字。でもうちの台所ってたいていこんな感じかと。
14.雨上がりの晴れの空 雲一つしかない空とはこのことを言うのだろう。 「昨日泣いたカラスがもう笑ったって、こういうことを言うのよね」 多分、違う。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
60文字。ちなみに現在は雪がふっております。
15.新月の夜 それは予感。古いものが終わり、新しい何かが始まる。 この夜が明けたら今までとは違う自分になれる。そう言い聞かせ瞳を閉じた。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
61文字。実際、新月にはそんないわれがあるそうです。太陽と月が合わさった状態。日中は太陽の光が近くにある月を圧倒し、夜は太陽とともに地球の裏側にあるため姿が見えないのだとか。別名『朔(さく)』とも呼ばれるとか。
16.にわか雨(あるいは狐の嫁入り) 雨は数分でやんでしまった。こんなことなら傘を取りに戻るんじゃなかった。 心の中で悔やんでも、電車は待ってくれないのに。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
実際は降ったりやんだりする一過性の雨のことだそうです。天気雨のことを「狐の嫁入り」と呼ぶのは、天気雨のときには狐の嫁入りがあるという俗信に由来しており、「狐の祝言」とも呼ばれるそうです。 熊本県では虹が出たとき、愛知県では霰(あられ)が降ったときに狐の嫁入りがあるといわれてるとか。
ちなみに解説もどきはウィキペディアの引用です。
過去日記
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