事件はその日の朝、何の前触れもなく起こった。 「…………」 目の前にあるのは靴箱。どこからどう見ても靴箱だ。 普段ならそこにはきなれた靴を入れて自分の教室にむかう。けど、今回は先客があった。 「…………」 右を見て、左を見て。ついでに上下も確認する。 大石でもなく川原でもなく大沢。 赤木でも坂井でもなく大沢。よし、見間違いじゃない。 目をこすったあともう一度靴箱をのぞく。 そこには真っ白な封筒があった。 飾り気のない四つおりのもの。スミには小さくオレの名前が書いてある。 「早起きは三文の徳って本当だったんだな」 昔どこかで聞いたことわざをつぶやくと、スポーツバックの中にそそくさとしまった。
すみません。ネタなかったもので。 急に思い浮かんだので突発的に書いてみました。続きはいつになるのか、どんなものになるのか、はたまたこれっきりになるのかさえ謎。
このたびよーやくHTMLを微妙に変えることに成功。 こっちの方も少しずつ書いていけるようにがんばります。
過去日記
2004年05月24日(月) 文章って
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