つれづれ日記。
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2004年11月25日(木) 余白うめ。剣術について。1

世界の刀剣の使術と形体の関係は主に四つに分類される。


1、刺突
2、打撃
3、斬裂
4、裁断(せつだん)



1、刺突を主とした使術

主なものフェンシング(ルールによってフルーレ、エペ、サーブルに分けられている)

ヨーロッパ全域に定着している。
元来自由な剣法だったが時々の為政者が意図するところにより細かく分類される。実戦剣術というより型枠教育?
きわめて直線的な鋭い刺突。横身となっての片手突は両手よりも20〜30センチほどの間合いの利があるとか。



2、打撃を主とした使術

打ち倒す、打ち砕く。いわゆる撃剣、打剣。
世界各地で広まっている。日本刀もこの部類に入る。両手を使う使用方法は防具ができてからのことらしい。
刀の使術は古来は打ち、払い、薙ぐという多彩なものだったが後に一刀流、切り落としが主になっていく。『肉を切らせて骨を絶つ』もここからきたらしい。




3、斬裂を主とした使術

中近東やアジア地域を主とした細長い反りの深い、湾刀と言われる刀剣がある。
片手、両手の使用法があるが騎馬戦や盾を使ったものでは片手が主流。
サーベルや日本刀(太刀)など。
大きく振り上げて斬り下ろす、斬り上げるなどの振り回す使術。




4、裁断(せつだん)を主とした使術

一刀両断などの表現の使術。
手元より先幅の方が広く重量のある俗に言う「ダンビラ」。牛の首や人の胴体すらも裁断できるというような機能を有した剣。
青竜刀など。








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