今日は職場のビーチバレーの本番でした。 結果は一勝二敗。まあ一つだけでも勝てたからいいのかな? たった一試合でも結構汗ってかくもんですね。白熱した試合ほどラリーが続いていくし。このままずっと続けてたら、少しはやせたかも?……でも、その前に体力がなくなってたかも。
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SkyHigh,FlyHigh!
Part,6−4
「…………!」 まりいは、再び外の景色に目を奪われていた。 「どうしたの?そんなに外が珍しい?」 シェリアが不思議そうな顔をする。 「えと……うん。」 「変なの。アタシもあまり外には出れないけれど、それでもこれくらいの風景いっつも目にするわ。」 「うん。でもすごい……」 そう言って、シェリアの言う『これくらいの風景』を見る。 見渡す限りの草木。テレビで見たことはあっても、こんなにたくさんの緑を見たのは初めてだった。 「そいつは記憶喪失なんだ。だから何もかもが新鮮なんだろ。」 馬の手綱を引きながら、ショウが言う。 「え……そうなの?」 「ええと……」 ショウに初めて会った時といい、この質問にはなんと答えていいのか困ってしまう。 「ごめんなさい。アタシったら余計なこと聞いたみたい。」 そして、ショウの時と同じく誤解されてしまう。 「ううん、気にしないで。大丈夫だから。」 何が大丈夫なのかわからないまま、まりいもそう答えてしまう。それが益々誤解を生じているというのに、彼女は全く気がつかない。 「そう……。」 シェリアの肩がうなだれる。 「でも、何かあったら言ってね。アタシのできることなら力になるから!」 こぶしを軽く握り、まりいに詰め寄る。 この子って、お嬢様だったよね。 そう、自問自答する。 容姿こそそれらしく見えるものの、こうして話をしていると自分とほとんど変わりない。 「そうだ、シーナ。ちょっと着替えるの手伝ってくれない?」 「着替えって?」 「記憶喪失でも着替えくらいわかるでしょ?大丈夫、アタシの言うとおりにしてくれればいいから。」 そう言って、公女様がいたずらっ子のような笑みを浮かべる。 ……この子って、お嬢様だったよね?
過去日記
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