SkyHigh,FlyHigh!
Part,6−1
翌日。 さっそく二人は訓練を受けることになった。 「戦うと一言で言っても、術や武器、さまざまな手段がある。今回は俺が指示したやり方でやってもらう。」 ショウの一言にこくこくとうなずく二人。 「シェリア。君には術を使ってもらう。術を使ったことは?」 「ミルドラッドにいた頃先生に教わったわ。」 「じゃあ大丈夫だな。術書を買ってきたから自分の好きなものをやってみるといい。」 そう言って数冊の本を手渡す。 「術って魔法みたいなもの?」 「そうに決まってるだろ。」 「それって、誰でも使えるの?」 「それこそ当たり前だろ。まあ個人差はあるけどな。」 「もしかして、シーナって術のこと知らないの?」 「……うん。」 嘘をついても仕方ないので、素直に答える。 「本当は武器も使ってみたかったんだけどなー。」 本を腕に抱きながら、上目遣いにショウを見る。 「最低限でいいと言ったのは君だろ?無理言わないでくれ。」 「はーい。」 しぶしぶながらも、シェリアは了解した。 「あのー、私は?」 「あせるなよ。アンタの分もちゃんと用意してある。」 「…………」 「どうした?」 「なんでもない。」 なんでシェリアには『君』で私は『アンタ』なの? 何故か釈然としないものを感じるまりいだった。 「ほら。」 ショウがまりいに大きな包みを渡す。 「初心者だからこれでいいだろ。」 「?」 「開けてみなさいよ。」 シェリアに進められるまま包みを広げる。 包みの中に入っていたものは、弓だった。
//////////////////////////////////
こっちで書くと、こんな感じになります。 でも初めて見る人にはわかりづらいかな?これからぼちぼち書いていきます。前にも言いましたが、あくまで試し打ちの部類に入るのでたまったら加筆修正してUPするつもりです。だから文が変でも気にしないでください♪
過去日記
|