紅い猫の落とす影
生きた記録夕方明け方


2002年11月07日(木) 声の中の声



















独り言のように


とってもとっても小さな声で呟いて


僕はお耳が聞こえないわけじゃないけれど


そんな声じゃ聞こえないよ?







少しずつ大きくなる声に


わざと聞こえないフリをして


嘲笑うかのように君を見て


少し馬鹿にしてみたりもして


最後に寂しいと寂しいと叫んだ貴方はとても幸せそうで


とても憎かったです。

























傀儡

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