日だまりに咲く

2004年10月12日(火) インフルエンザ予防接種

子供たちにインフルエンザの予防接種を受けてきた。
去年まで号泣していたふたりが、
今年は嘘みたいに大人しくて
その成長にちょいと驚いた。
泣かずに注射してもらえるようになったんだぁ。

今まで、インフルエンザの予防接種を受ける病院を
いつものかかりつけ医にせず
隣市の耳鼻科に決めていた。
病院=注射、というイメージを植えつけたくなかったから。
けれど、予約の手続きも面倒で
予約をしても待ち時間が非常に長いので
出向くのが億劫になる上に
子供たちは耳鼻科の前に車を止めた時点から
グズグズ言い始めるので
「インフルエンザの予防接種」というのは
とかく気分の重い我が家の例年行事になっていた。

今年は、先日子供が風邪でかかりつけ医を受診した時に
耳鼻科まで通う煩わしさを考えて
思わずこちらの受付で予約を入れてしまったのだ。

いよいよ第一回目摂取の今日。
内緒で連れて行ったり、騙して連れて行ったりするのは
気分的に嫌なので、移動の車の中で正直に話してみた。
と、子供たちは案外素直に
「泣かないで頑張ろうと思ってるよ、僕」
なんて言ってくれるのだ。
「ほほう」
泣かないで頑張ると宣言をしたチビさん達が
それを実行できた時、きちんと褒めてやらねば!!

病院に着いて、予約順に問診と接種を受ける。
緊張してるかと思いきや、平然と絵本などを広げ
診察室に呼ばれるとふたり嬉しそうに駆け込んで行く。
そして......。
あらら、本当にあっさり注射してもらって
平気な顔で待合室に戻ってきた。
「痛かったけど泣かなかったよ」とユキ。
「ちょっと痛かっただけだった」とサト。

毎年肩と腕を羽交い絞めにして
大泣きする二人に接種してもらって
苦い表情の耳鼻科の先生にお礼を言って
診察室を後にするのが恒例なのだけれど。
子供達が大好きなかかりつけの病院の先生だと
こんなにあっさり済んでしまうもの?
耐えられるだけの強さが子供達の中に根付いたってことだよね。
すごいなぁ。これなら楽だなぁ。
二回目の接種は来月の8日。
全然心配いらないかも。

来年からも、もうあの気の重さを味わうこと
気にしなくてよくなるんだ♪

よく頑張ったね、子供達。
今年の冬も、風邪なんかに負けないで
思いっきり元気に過ごそう!!


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里伽 [MAIL]