日だまりに咲く

2004年07月24日(土) 自宅のベッドでぐっすり

今晩は旦那さまが付き添ってくれているので
私はユキと一緒に自宅のベッドでぐっすり眠る。

サトが「早く元気になってお家に帰りたい」と頑張っている傍らで
「お兄ちゃん、元気になってね」と小さな腕を目一杯振って
ガッツポーズを取るユキだって、実はとっても頑張ってくれている。
みんなサトにかかりきりで、サト中心の生活になってしまっている今
グズリもせずに家と病院を行ったり来たりしながら、
兄を慕って、兄の容態を気遣って励まして
健気にサポートしてくれているのはユキだったりする。
ともすれば暗くなりがちな事故後の病室でも
ユキのキャラに救われ、笑顔の絶えない毎日を送る事ができる。
こんな時だからこそ、状況を把握しているんだかいないんだか
ノー天気でマイペースに見える4歳児の存在が
とてもありがたかったりするのだ。

サトの状態も目に見えて回復してきて
顔の腫れも引き、検査の為に身体を起こして
車椅子に乗せ移動したのがきっかけで
多少気分が悪くなることがあっても
自分から進んで病室の外へ出てみたいと言うようになった。

無理して歩いたせいで後で気分を悪くして
食べたものを戻すこともあったけど(^-^;
それでも、頭をほんの少し傾けるだけでも
あれ程嫌がっていた子が、すごい変化だと思う。
まぁ、甘えもあって仰々しく騒いでいる点もあると思うけれど。

旦那さまと交代してもらって病室を出た後、
ユキと小学校のグランドの片隅で虫捕りをして遊んだ。
満面の笑みで小さなコオロギを手にはしゃぐ。
この子にもシワ寄せが来てるのだから、
時間の余裕が有る時は思いっきり遊んであげよう、と思う。

子供のベッドに添い寝してあげると
嬉しそうに笑って少し話をして、そして目を閉じたと思ったら
信じられない程早く寝た(笑)

「ユキ、毎日ありがとね♪」


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里伽 [MAIL]