日だまりに咲く

2003年06月05日(木) 子供がくれたありがとう

昨日の夜、キッチンで片付けをしていた私に駆け寄ってきたサト。
「ねぇねぇお母さん、とってもいいものプレゼントするからね」
そう言って後ろ手にしていた手を前に差し出し、そっと見せてくれました。
それは折り紙で折った小さな小さなハート。

「これね、毎日頑張ってるお母さんへの『ありがとう』の気持ちだよ」

形はちょっと不格好だったけど、丁寧に折り込んだそのハートは
子供の優しさのいっぱい詰まった温かなプレゼントでした。

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弟から電話があった。母の件
「自分だけ何も知らずに申し訳ない」と。
いいの、知らせてなかっただけ。
腹の立つことでわざわざ嫌な思いさせたくなかったから。
妹が父の元に帰ることになれば、必然的に話は伝わる。
それでいいと思ってた。

「姉ちゃんにばっかり負担かけて...」

落ち込んだ声で話す弟に「大丈夫、なるようになるって」
笑って言ってみせた。
「今度何かあったら僕にも知らせて欲しい。
 ちゃんと力になるし。知らないのは淋しい」
確かにね...何も言わないでいるのは水臭いことかもしれない。
今度からはちゃんと話すよ。
明るい話題なら率先して話せたのにね。
心配かけてごめん。


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里伽 [MAIL]