2000年05月03日(水) |
ラジオのパーソナリティ |
学生時代ね、とっても好きなパーソナリティがいて毎晩聞いていたラジオ。 いつしかあたしの夢は、ラジオのパーソナリティになること……になって 勉強嫌いなあたしが勉強しよう、進学しよう、専門学校も行かなきゃと目覚めたことがあったの。 でも担任は、就職組のあたしが進学希望を出すのが気に入らないらしくって とってもあっけなく却下された。 ここであっさり諦めるあたり、本気の度合いが薄かったようにも思えるのだけれど それでも捨てきれなかった夢に、就職後、アナウンサー学校の生徒募集を知って受講してみた。 面白いキャラと妙な評価を受けつつも、芸能プロダクションのオーデションのように 第一次、第二次、第三次と選考は続く。書類選考、学力及び一般教養選考、原稿読み及びカメラテスト…… 最終選考まで登り詰めた時、審査員と称する人からこう言われた。 「結局ね、それなりの大学と放送関係の学校を両方出てないとね、アナウンサーの門はくぐれないわけよ」 要するに、受けるだけ無駄って事。 でもさぁ……アナウンサーになれなくたって、そういった勉強くらいしてみたっていいじゃない!? 学ぶのは自由なハズ。なのに……最初から馬鹿にしてるその態度!! いいわよっ、あんたみたいな講師のいる学校で教わる気なんてサラサラないからさっ。 っで、へそ曲がりruruはとっとと審査会場を後にした。 あれから10年……普通のOLやって結婚して、今はごくごく普通の専業主婦。 意地と根性があれば、少しは違う道を歩めていたかもしれないと思うと…… 何度も岐路に立った時、自分を通してもっと頑張っておけばよかったのかなぁと思う。 あぁ……やっぱパーソナリティになりたかったなぁ。
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