「図書館革命」/有川浩
図書館戦争シリーズ最終巻をようやく読んだので読書メモ。
最終巻は、表現の自由を守る戦い。途中ラブコメ要素が強かった本シリーズも、さすがの本作はかなりシリアスになってます。ここまで読んでいる人は、もちろん楽しめる作品です。 幸いなことに、今の日本はきちんと表現の自由を認められていて、それが当たり前になっているけれど、それがなかった場合には、誰がそれを守れるのか、これを守ることの重要性について考えさせられます。
堂上が笠原を守り、笠原は最後まで戦い抜く。今回は結構鳥肌の立つシーンが多くて、最終巻にふさわしい感じです。
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