パラドックス
今日は早めに帰ってこられたので、久々に「さんま御殿」を見ていた。番組内で「パラドックス」という言葉のイメージが分からないという話題になり、パラドックスの例を出そうとしているんだけど、あんまりいい例が出ていなかった。たぶん誰もパラドックスの意味を知らなかったんじゃないかな。「好きな子をいじめたくなる」というのは間接的なパラドックスぐらいか?
そもそもパラドックスというのは、ある定義をしたときに自己矛盾に陥るような例のことを主に指します。ちなみに、googleとかで検索かけてみると分かるんだけど本当に嘘が多い。「正しそうだが間違っていることや、間違っているようだが正しいことをいう」とか大嘘ですよ(汗 「急がば回れ」というのはまさにパラドックス。急いでいるのに回り道をするというのは、1つの文章に相反する内容が書かれています。これがことわざとして成り立つのは、相反しているにもかかわらず経験上その通りであることが多々あるから。
例えば「この文は間違っている」という文章は有名なパラドックスです。間違っているのなら、この文は正しいことになってしまっておかしいし、文章が正しいとしてその通りに読むと文章は間違っていると書いてあってやっぱりおかしい。この気持ち悪さがパラドックスの特徴です。 なんとなく気付いているかもしれませんが、結構数学的な内容です。
でも、そんなに深く考えなくても世の中にもいろいろパラドックスがあるんですよ。それを今日は紹介します。
「This page is written only by Japanese.」 日本語版しかないです、というホームページによくある文句。そこに英語があるやん!って突っ込めばよい。
「暑い冬」 パラドックスでもなんでもなくて、完全に地球温暖化の影響。今年は寒いけどね。
「塩キャラメル」 お菓子界のパラドックスや〜。しょっぱいと甘いのパラドックス! ……単に原材料を並べただけか(汗
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