物理って難しいよね
大学は授業三昧。1限、そして4限5限。まぁ、週の前半に授業が詰まっているのでしょうがないですな。
夜はバイト。GW明けて教室がリニューアルして、なかなかの繁盛ぶりを見せているうちのバイト先ですが、今日は生徒に休まれて事務作業。 そんな中、声を掛けてくる先生がいます。 聞いてみると、教職試験の物理の問題がさっぱりだということで。別々に、二人もの先生が聞いてくるもんだから、やっぱり難しいんだろうなぁと。
そりゃそうだ、教育学部に行くような人が高校で物理を選択するはずもないのに、問題集に書かれているのは物理I(旧物理IB)で学習する物体の運動の問題。 問題集の重要点のまとめとかにいきなり、
y = vt + 1/2×at2 v = v0 + at とか書かれていても、分かるわけないしね。 多分これは、分からないことを勉強するっていうのは、本当に大変なことなんだよということを身をもって体験させるための仕掛けなんだと思います。一般教養とかじゃなくて。
まぁそれはそうと、教えるのはいいんですが、各人いろんなテキストをもっていて、またそれが教職試験用に、公式がずらずら書いてあったりして、まったく物理的イメージが無視されているのが辛い。 上向きを正にするか、下向きを正にするかを分けて式書いたら、式の数が倍になるやん? 一番ややこしいであろう「斜方投射」の問題が解ければ、投げ上げも投げ下げも、自由落下も水平投射もカンペキなわけで。
とはいえ、やはりこの辺は慣れが必要な分野。教職でいろんな勉強しなくちゃいけない人にとっては、捨ての分野なのかもしれませんなぁ。
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