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食堂競争
2005年04月07日(木)

 今まで、阪大には食堂間競争という概念が一切ありませんでした。というのも、阪大生の数と食堂の数が合っていないため、需要曲線と供給曲線の交わる位置が非常に悪い場所だったわけです。
 簡単に言うと、需要だけが多く、供給がほとんど無いのです。

 館下食堂という、お世辞にもいいとはいえない食堂がありました。この食堂は、お洒落でも味がいいわけでもないのに、学生がたくさん居るという理由だけで昼休みには学生でごった返していました。
 夕ご飯を食べられる食堂もここだけでした。そこで、夕ご飯を食べたい学生は、ここで食べざるをえなかったのです。
 このようにして、サービスも味も衛生さも欠いた食堂が、事実上阪大食堂の台頭となっていたのです。(注:事実、この食堂には雀が飛び回っています。不衛生だから何とかして!)

 そこに、先日紹介した新しい食堂が登場しました。
 こちらは新しいということもあり、衛生。サービスは他とかわらないとしても、メニューが豊富、盛りつけなども(今のところ)いい感じ。
 どの点を取っても館下を超える食堂が出来たわけで、当然客はこちらに流れてきます。
 そこで初めて館下食堂が味わう敗北感。競争原理の働いていない阪大食堂業界に、一風を巻き起こしたといえるでしょう。

 何が言いたかったかっていうと、今日夜に館下食堂の前を通ったら、誰もいなかった!ってことです(御粗末でした)。


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