赤チャートIII・C
受験数学応援サイトとしての一面もあるこのサイトでは、やはりこのネタは欠かせない、ってことで、今回は赤チャートIIICの話題でございます。
新課程版赤チャートがなかなかイイ!ということは周知の事実だと思いますが、今回のIIICについてはとにかく赤じゃないと足りない、といってもよいぐらい良く出来ていました。 IAの段階でもやや赤チャートの解説、別解の丁寧さには目をつけていたわけですが、IIBではあまり良さも見当たらず、青でもいいんじゃないかと思うほどだったのですが、このIIICは待った甲斐があったというもので。
具体的なGOODポイントとしては、とにかく見やすさ、分かりやすさのほかに、「新しい内容、発展内容についての詳しい内容がしっかり書かれている」点があげられるだろう。 数IIIの微分方程式については、青や他の総合参考書にお情け程度で書かれている程度だったのですが、赤ではかなり詳しく書いてありました。解法のまとめもあり、使いやすい。 また、数Cの一次変換の内容としては、点の移動だけでなく、直線の移動などについても詳しく書かれており、さらに固有値、固有ベクトル問題にも一次変換としての意味付けがかかれていたり、スペクトル分解についても書かれており、さすが最高水準の参考書といわんばかり。 教科書レベルを勉強したい人は白や黄を使えばいいとして、しっかりした入試レベルを味わいたいなら、青より赤!といった感じになってました。 大抵の学校では、旧課程のことも考えて青チャートを採用していると思うのですが、赤チャート、なかなかいいですぞ(笑
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