特集・ネットラジオ論(3)
2003年01月06日(月)
久々です。バックナンバーはこちら。(
第1回
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第2回
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さて、さらに時は流れ、ネットラジオ界ではこのようなことが起こっています。
■
らじお同盟
さんがリニューアル。
→今のネットラジオは面白くないから、面白くする気のある人しか認めないぞ。
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CollaboRadio
さんというサイトが登場。
→内容第一主義でやっていくぞ。
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weekend cross
さんで毎週生放送を開始!
さて、こんなのを見て私は何を考えるか、ということです。
基本的に、誰も彼もが極論に到ろうとし過ぎている気がします。
中庸
という言葉がありますよね、これは今でも大事な考えだと思います。
「やる気のないサイトはリンクしないぞ」というらじお同盟さんの方針は別に問題ないですが、「やる気のないサイトを悪く言う」ことは誰にもできないのです。なぜなら、その人にはその人なりのスタンスがあるからです。プロ意識でやりたい人、楽しみたいからやりたい人、ひとそれぞれではないでしょうか? 判断するのは作り手ではなくリスナーです!
内容第一主義というのも、「内容さえよければよいのか?」という疑問点にぶち当たります。そりゃあ内容がよいということはそれだけで番組自体のクオリティは高い物になるだろうけど、それだけというのもつまらない気がします。別に音質にこだわる必要もないけど、7Kbpsの放送されたら、多分聴く人は半減しますよ(笑)
(7Kbpsでの放送って聴いたことある人いるんでしょうか?)
生放送についても思うことはたくさん。私も何回か聴きましたし、一度喋ったこともありますが、あれは「聴いている人をオイテケボリにする放送」をしてます。あれでははっきしいって面白くない気がします。もっと計画的にやれば面白いはずなのにね。
ネットラジオ──これはみんな個人(または複数)の趣味でやっているもの。ともあれ、人の趣味に口出しすることほど馬鹿らしいことはありません。ただ、こんなことを言っていても、面白いネットラジオは生まれてこないし、ネットラジオは成長しないと思います。だからこそ、お互いに刺激し合うことが大事じゃないかなぁと。
もともと面白いラジオを作ろうと本腰入れてやっているサイトは、誰にいわれずとも面白いラジオにしようと頑張るはずですし、他に面白いラジオを見つけたら「負けてたまるか」となるはずでしょう。はたまた、逆にそんなことはあまり考えず適当に自分たちの好きなようにやっているサイトは、他のサイトに刺激されることもないのではないでしょうか?
ただ、ここで注意したいことは、どちらがよいとは判断できないと言うことです。ネットラジオを個人的に作って楽しんでいたい人もいるし、プロを目指す人もいる、これは個人の問題だからです。
ともあれ、ネットラジオ界を変えたいのなら、上で紹介したサイトみたいに新しいことをやる前に、自分の番組をさらにより良くして、自分から起爆剤になればよいのでは? ──という感じで、私の結論をまとめておきます。
遅ればせながら2003年の私のラジオの目標は、「ラジオの底力を」というテーマのもと、
第2回
で書いた内容を全面的に押し進めていこうと思います。
〜おまけ〜
一つ共感する考えは、「頑張っている人に、どんどんダメ出しをしてあげよう」という考え方。これは大事だと思います。お互いに助け合いです。ただダメ出しと批判は紙一重かもしれないですけどね。
■今日の一言
「おみやげどうぞ」
友達が仙台土産を取りに来たのでプレゼント。支倉焼、って読めないよね(笑
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