湖に輝く月を掴む手は貴女のモノ その真白で冷たい手は 僕の首にも及ぶ 湖の中から見上げる月は ただ ぼんやりとしていて 苦しさと痛みだけが はっきりと感覚を刺激する そして僕は 快楽の世界へと引きずり込まれる