今年は本当に花見ができない天気だった最初から最後まで雨や寒さにたたられただからむしろ最近よく見る蒲公英の黄色が鮮やかに繊細に強く美しく胸に残るもちろん蒲公英も『花』であるだが日本語とは面白いもので『花』は何千何百あるのに花見の『花』は桜だけなのだ桜は綺麗だ咲いても散っても蒲公英の散り際を私は知らない萎れた姿も凛と茎を真っ直ぐに伸ばして咲き誇る姿を知るならそれで充分だと貴方は言っているのかもしれない