負の感情がリアルに脳裏に伝わってまるでこの手で誰かの首を締めた気がして眩暈がしたそのままうずくまって何度も首を振った低い嗚咽が部屋にこだまして誰の悲鳴だろうと思った想像しただけで人を殺せはしないが感情に負ければ幻覚が現実になるあやういバランスを保つ為に脳が夢を見せるというならそのままこの床を砕きすべてをその虚無に飲み込んでくれないかと願う切に願う