ぴょんきち活きる、生きる道
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2006年01月15日(日) いつも、どこかで、誰かが頑張っている

子供を産んでからここ最近、
日中は四六時中抱っこしてないと泣いてしまうので、
家族が寝静まった深夜に家事をこなしている。

台所に立って煮物をグツグツ煮ていると、
窓の外から、新聞を配るカブのあの独特の一定音が
聞こえてくる。

ブー、ガチャン、ブー

数年前までは、全く逆の立場だった。

新聞を配りながら、もう深夜3時なのに
まだ明かりがついている家の窓を見上げて、

「夜更かししてんのかー」と
羨ましく思ったり、まったくもう、と思ってしまったり、
明かりがついてて人がまだ起きている気配を感じて
少しホッしたりしていた。

私の家の明かりを見て、外で新聞を配っている人が
どう思ってるかは定かではないけど、
みんな寝静まった深夜に、ひとりキッチンの明かりだけで
煮物を煮ている私は、
新聞屋さんが新聞を配っている気配を感じて
なんだか癒されたりしているのだ。

いつも、どこかで、誰かしらは頑張っているのだなーと
励まされたりするのだ。



ぴょんきち