ぴょんきち活きる、生きる道
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2002年01月20日(日) 期間限定★ぴょんきち日記。

明日は どんな日だろう
明日は なにがあるだろう
僕ら どこへ行くだろう
おやすみ、東京

君は元気かい 
夜空を見てるかい
口ずさむ歌は
いつもと同じかい

風に吹かれて 僕らは道をゆく
こころ こだまする歌
それはきのうと 何も変わらない

明日は どんな日だろう
明日は なにがあるだろう
僕ら どこへ行くだろう
おやすみ、東京

「おやすみ東京」Byウルフルズ

昔、この歌ばかり聴いていた時期があった。

今でも、胸を締め付けられる、辛い思い出。

孤独。

人間不信。

都会への、仕事への、未来への、絶望感。

奨学生をしていて、一番辛かった時期に、この歌をいつも聴いていた。


店の派閥紛争に巻き込まれた。
同輩の仲間と仕事を競争させられた。
「あいつを信じるな」部屋の隙間から投げ込まれた手紙。
それぞれが仮面をかぶった、冷たい食卓。
減らない、仕事。
増えつづける、拘束時間。
あびせられる、罵声。
去って行く、仲間。。


「なぜだ!」こみ上げてくる、怒り。
「なんでだ」止め処もなく溢れる、哀しみ。


頭を抱え、よく泣いていた。


あれから、5年。

長いようだが、

私には短い。


仕事のことで泣くことは、序序になくなり、今は、全くなくなった。

怒りも、哀しみもない。

余裕のない私には、無駄だったからだ。

仕事のことで感情を爆発させる労力は、私には無駄だと気づいた。

平日、仕事をして、大学に行って、いっぱいいっぱいの日々を送る。

日曜日、大好きな人に会いに行く。
日曜日、雑誌で調べた美味しいお店に買い物に行く。

誰かと向き合っておしゃべりしてる時の、安らいだ幸せ。
美味しいモノを買い求める列に並んでる時の、ドキドキした幸せ。
楽しい1日を振り返りながら家路に着く時の、ほんわかした幸せ。

部屋の壁のコルクボードに、写真をぺたぺた貼りつけて、
楽しかった思い出から、自分の笑顔から、幸せであることを再確認する。

そんな作業に忙しい。


逃げなのか?

いや、違う。

生き方の問題だ。

私はちっぽけすぎて、大きなものを動かすことはできやしない。
そんな力、使うのすらもったいない。

なら、どうしたか?

自分が

動く。

自分が

変わる。

自分を動かすことは、自分だもの、やればできる。

大学辞めるの嫌だもの、
お金ないもの、
まぁ、妥協すればいいか、

これがぴょんきちの選択。

それぞれの選択が違っててもよい、よい。

基準なんてありゃしない。比較なんてできやしない。

すべて、それぞれ。

大学を辞めて、新たな道を模索しはじめた人がいる。

店を変わって、環境を一新してスタートさせた人がいる。



本当に大切なのは、

自分がどう生きたいか、どう生きていくかだ。



たかが自分だもの、少しの幸せさえ探しあてれば、

たやすいさ。








ぴょんきち