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2008年01月01日(火) |
眠い・・・・&「薬指の標本」 〔追記あり〕 |
〔少々大人向けの内容あり〕
うぉぉぉぉ!! 今日こんな「映画」があることを教えてもらいました。
で。教えてくださった方と一緒に鑑賞したのです。 うーん♪こういうの好き・・・・・・・・!
「薬指の標本」という映画です。 フランス映画なのですが、日本の原作小説がもとになったものです。 Gyaoで現在配信されているみたいで、そこで観たのですが。 また観たい! という訳で、早速検索してDVDを注文しました。 私の自宅では、ネット環境が悪く、Gyaoは観られませんので。
「薬指の標本」は、Gyaoでは一応R指定の作品なのですが。 それほど、あからさまな性的描写はありません。 Amazonでは18歳未満の未成年者でも購入可能な様です。 私の様な人間にとっては、この様な作品は、とてもエロ…。
Gyaoの鑑賞後のレビューには、 「よく分からない」 「意味不明 解説求む!」 と書かれている内容が多かったですが。 レビューの No.8「恐ろしく甘美な標本」 に鑑賞した方ともども1票投票してしまいました…。
は・は・は…。
私はこういう世界の人なので… (結婚できない種族…) ^^;
これぞ精神支配!!! 「赤い靴」をプレゼントすることにより、地味でおとなしく、何も知らない風の主人公の女性に枷をかけちゃった標本屋の博士…。 (*ノェノ) 靴を女性にはかせ、 「いつも履いていてくれ」 「休憩する時も私がいない時も」 と、語る。 既に、これ、命令(いわゆる調教)…。
私もやりてぇ…。(をい 最近やってないんだっけ?(ひ・み・つ)
作品に登場する、「薬指を事故でなくした主人公の女性」にとって、そこは恥部とも言える箇所。 そこを愛する。 口づけするシーン。 うわぁーーーーーーーー!! 最高にエロチックぅーーーーっっ!! (*ノノ)キャッ もう! そこのシーンなんか、声上げちゃいましたよ!
「おい!鎮まれ!」 一緒に隣で観ていた人の言葉。(汗)
雨に塗れて来た主人公女性が 「服を脱いだ方が?」 と問うのに対し、 「そのままでいい」 と、返し安心感を与え精神支配を始めるのも。 わ!!! すごぉーーーーーーーく私には、 (*゜ー゜)(*。_。)ウンウン♪ と納得できるシーンでした。 (勝手に相手を裸にさせないやつです=私/笑汗)
一つ一つのシーンの意味と登場人物の感情まで、ほぼ理解できちゃった私って…。 で。おそらく原作小説を読めばもっと深く理解できるのでしょうが、もう読みません! 刺激的すぎますーーーー!!
甘美な映画です。 このエロチシズム…。素晴らしすぎます。 かなりネタバラシしてしまいましたが…!
精神世界の理解できない方も、一見の価値あり! こういう世界に棲む方は、もちろんどうぞ…!!!
はっきり言います! これ。 「SM映画」 しかも。今まで触れた中でも一番だと、私が感じたSM映画。
依頼者に標本を作ることを職業にしている「博士」にとっての標本は、「女性たち」。 なのです。
ラストシーン近く、主人公は薬指を取り戻します(?) こここそ、抽象的な表現で、現実にはあり得ないのですが、精神世界と思って観た方がいいシーンだと思いました。 薬指は取り戻しました。が。代わりに何かを失うことに…。 イリスは薬指を標本にして、苦しみから解放されますが、その代償が……!!!!
Gyaoを鑑賞できる環境の方は、下の画像をクリックしてどうぞ! 放送期間は、1/21(月)正午までの様です。
映画の冒頭で、主人公の女性が、薬指を事故でなくすシーンに少々痛々しい流血のシーンがありますが、ほんの一瞬。 そのシーンを飛ばせば、映像として特に問題はないと思います。
PCテレビGyao解説より引用
原作は、第55回読売文学賞に輝いた『博士の愛した数式』の映画化とヒットが記憶に新しい小川洋子の同名小説。フランスで出版された本書にディアーヌ・ベルトラン監督が感銘を受け、映画化が実現しました。静寂とフェティシズムに溢れ、まるで大人のための童話のような世界観を完全再現しています。
ある夏の日、勤め先の工場の事故で薬指の先を失い、港町に引っ越した美しい少女・イリス(オルガ・キュリレンコ)は人々が“永遠に遠ざけたいと思う品々”が持ち込まれる標本室で助手として働きはじめる。やがて、標本作製士と特別な関係になるイリス。そして、あつらえたかのようにぴったりの靴を彼からプレゼントされ…。
束縛=解放
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