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| 2007年12月29日(土) |
もう最後かもしれない |
はなこ。
病院にいきました。
夏からずっと風邪をひかせてしまっていて、薬を飲ませ続けて、時々点滴なんかも受けていたけれど。
もう、ご飯も何も食べなくなったので、
また昨日病院に行ったら…
やはり点滴で…
「もう１４歳だもんな」
とかかりつけのとても良心的な主治医に言われました。
この医師は。飼い主の事を最優先する主義の先生です。
たとえば猫エイズや猫白血病などで長く患って、もう治る見込みのないペットには、安楽死をすすめる方です。
猫白血病などは、薬代も高く、えさも普通のものではなく高価な流動食がかかる。
だから、苦しんでひどくなる一方の猫には、安楽死をすすめる様です。
それに、安楽死とはいえ、猫が苦しむことはないそうです。
ですが。「はなこ」は、風邪。
確かに体はつらいだろうし、足もとも食事を十分取らないから、ヨロヨロしてます。
でも。年齢が年齢だから。
という理由もあり、安楽死はなしです。
今までは、病院に行ったら、飲み薬を処方されていたけれど。
今回はそれもなし…。
見放された…という事でしょう。
薬を飲む力もない、と判断されたのかもしれません。
「悪いね、だけど長生きした方だろうね」
と医師の言葉。
とりあえずの点滴で、食事は食べる様になり、私が食事をしていても、一緒に食べにくるくらいの元気は戻りました。
が。下痢もしているみたい。（涙）
明日、外出します。
剣の師匠から電話がありました。
「猫のこと気になるやろ。大丈夫？」
でも。
なる様にしかなりません。
だから、予定通り、明日は外出です。
温かい師匠からの言葉も私を元気づけてくれました。
最後かもしれない。と感じさせられる状態です。
だから写真を撮りました。
変なんです。
私にくっついてきています。
ここの所寒いから、ずっとこたつにもぐって、顔だけ出して寝てばかりだったのに、
私にくっついて寄り添うように…。
「こたつの外で、寒くてもかまわないの？はなこ？」
様子が変…。
気にはなりますが、明日は外出します。
今しがた撮影したはなこの画像は永久保存版かもしれません。
脱水症状がやはりよくなっていなくて、毛並みもよくありません。
私が１日に帰宅したときにまだ、生きていてくれるかどうかも危うい気がしてなりません。
頑張って。
後数日頑張って生きてて…。
そうしたら、ちゃんとしてあげられるから。
ううん。多分、無理。
なでなでなで。
温もりを感じられるのも、これが最後だと思う。
だから、思う存分、なでなで。
ひょっとしたら、もう私がなでている事なども、はなこは感じていないかもしれない。
ただ力なく、目の光もくもって、横たわっているだけ…
本当にもうこれで最後だと思う。
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